ロードスターと少しずつ仲良くなる──慣らし運転で見えてきた"小さな発見"
MAZDAロードスター(ND型)Sが納車されて10日が経過した。まずは”慣らし運転”である。納車時に、「慣らしは特には必要はありませんよ」と言われたものの、やはり慣らしはした方がいいに違いない。念のため、オーナーズマニュアル(電子版)で「慣らし」を検索してみたが、「”慣らし”の検索結果は0件です」だった。
まずは「500kmまでは3000rpmを上限」にして慣らし運転を開始。乗り出してみると、確かにエンジンは精密に組み上げられているから、慣らし運転をあまり意識しなくても良さそうだが、シフトフィールを含めると、トランスミッションは丁寧に馴染ませた方が良さそうに感じた。
まだ1速に入れるときに若干の渋さがある。これが慣らし運転を経てどうフィーリングが変わるか。ちなみに3000rpmだとどういう速度になるかというと……メーター読みだが6速で
80km/h巡航:2050rpm100km/h巡航:2520rpm110km/h巡航:2750rpm
120km/h巡航:3000rpm
となる。だから、とりあえず3000rpm制限でもさほどの不自由は感じない。
街中~高速道路を走行。試乗会取材で箱根往復もしてみた。
3000rpmだとさすがに活発な走りにはならないけれど、それでも楽しい。気づいたのは、6スピーカーの標準オーディオが意外に悪くないこと。iPhoneとワイヤレスで繋ぐApple CarPlayの使い勝手が(慣れれば)良さそうだということだ。
それから、燃費。
我がロードスターSのモード燃費はWLTCモード燃費 16.8km/L 市街地モード 11.9km/L 郊外モード 17.6km/L
高速道路モード 19.7km/L
302km走行して燃費計上では11.9km/Lの燃費だったが……。走行301.2kmでモニター上の燃費は11.9km/Lだった。ん? 燃費、悪すぎない?
このとき、給油したのは20.97L(ハイオク)。納車時は満タンだったから、満タン法で計算すると14.3km/L。こちらの方が合っていそうだ。もしかしたら、デジタルの燃費計も慣らしが必要なのかもしれない。
MyMAZDAが教えてくれたブランド体験
MyMAZDAの画面納車時にダウンロードしたマツダのアプリ「MyMAZDA」。いまどきのクルマらしく、スマホで自車位置の確認ができたり、メンテナンス情報、目的地をアプリ上で検索し車両に送ることができたりする(筆者のロードスターはオプションのカーナビを付けていないので、できないけど)。なかなか便利だ。
でも、ちょっと気になったのはアプリの画面に出てくるのがロードスターでないこと。おそらくマツダ車が順番に出てくるのだと思うのだが、CX-5とかCX-60とかCX-3が出てきてもなぁと感じるのだ。
MY BMWの画面 こちらが実車のF30型BMW320dもう一台の愛車、F30型BMW 320dにも専用アプリがある。「My BMW」だ。できることはMyMAZDAとほぼ変わらない(My BMWの方がいろいろできるけど)。違うのは、My BMWの場合は、しっかりマイカーがトップ画面に出てくること。
(グレードはわからないけれど)3シリーズセダンでボディカラーも同じ。ホイールデザインも同じ。アプリを使い始めてからも特段、なにかを設定したわけではないけれど、ちゃんとマイカーになっている。
だからなに? 大したことじゃない……もちろん、大したことじゃないし、実用上なにも問題は生じない。けれど、ブランド価値の向上はこうした些細なことの積み重ね……なのではないかな。
連載 MAZDA ROADSTER長期レポート
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