選挙に負け続ける問題となっている構造を全く改める気のない自民党

自民党総裁選

各社の世論調査や選挙の出口調査などで判明していますが、昨年の衆議院選挙でも7月の参議院選挙でも、自民党は20~50代ようするに、安倍晋三政権の時に獲得していた若者、現役世代からの支持を失っています。

昨年の衆議院選挙で党員票トップの高市を蔑ろにして議員票で石破を逆転させました。

安倍晋三が2012年に総裁になった時に党員票では自分の方が勝っていたとその後もずっとぐじぐじ言っていたのは石破茂です。

その石破茂は自分が総裁になれるのなら党員票で負けていてもOKと。

見事なダブスタをかましているんですよね。

岸田文雄と菅義偉が手を組んで目先の権力目当てに派閥抗争最優先で党員票トップを潰した事で 自民党の党員数の激減が発生していることを考えれば衆議院選挙、参議院選挙の大敗の原因の一つと言っても良いと思います。

9月29日の日経新聞の世論調査記事では

  • 39歳以下では高市がダントツトップ
  • 4~50代でも高市がダントツトップ
  • 小泉進次郞は60歳以上の高齢層で支持トップ

と、これまでの他紙での調査ともほぼ同じ傾向であることが報じられています。

菅岸破政権の体制を続けるために小泉進次郞を担ぎたいようですが、それはつまりは選挙に大敗する原因となった左派系と高齢層だけを基盤にする岸破体制を継続する事だと言えます。

実際に小泉進次郞のところに集まっているのは岸破体制で美味しい思いをしてきた人達だけですし、小泉進次郞も石破内閣の継承を主張しています。

つまりは小泉進次郞を総裁に担ぐということは選挙に負け続ける問題となっている構造を全く改めないままということです。

ですが菅義偉グループや岸田派というのは目先の権力闘争、目先の利益最優先なのでしょう。

小泉や林を選んで岸破体制を1ミリも改めることのないままだと自民党そのものが滅びるという一般人なら普通に予想できるレベルの事すら考える事ができないようです。

小泉進次郞に集まっている人達は小泉進次郞を筆頭に極端なオールドメディア依存の人達なので、オールドメディアが持ち上げているから間違いない!

頭を小泉にすげ替えるだけで勝てる!

そう考えて思考停止したままの人達でしょう。

SNSでの小泉進次郞の不人気、現役世代への岸破政治の不人気ぶり、実際にこの1年ほどずっと選挙大敗という民意を示されてきました。

岸破政治は有権者に明確に否定され続けてきたのです。

有権者に否定された岸破政治を続けて滅びるのか、岸破政治をやめるのか。

ですが小泉進次郞陣営はコメント欄を閉じていて、コメント欄を閉じられないTikTokでは批判的コメントだけを削除しまくっています。

オールドメディア依存状態を続けて引きこもって、若い人達の声を聞かないように耳を塞いで、若い人達の主張を読まないように目を閉ざして派閥の論理、目先の利益だけを優先する岸破体制を死守しようと小泉進次郞に集まる。

こんな愚かな話はないとブログ主は考えます。

東京・秋葉原で物価高対策や外交政策を訴える総裁候補 自民党HPより

編集部より:この記事は茶請け氏のブログ「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」2025年9月29日のエントリーより転載させていただきました。

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