【試合結果】日本、セルビアに3-0でストレート勝ち ネーションズリーグ男子/バレー
バレーボール・ネーションズリーグ男子第1週(13日、中国・西安)前年準優勝の日本の1次リーグ第3戦。昨夏のパリ五輪7位で世界ランキング6位の日本は、世界ランキング12位のセルビアと対戦。第1セットは25-20、第2セットは25-23、第3セットは26-24でセットカウント3-0でストレート勝ち。2勝1敗とした。
【第1セット】
日本は大宅、大塚、村山、ラリー、宮浦、前日途中出場でチーム最多18得点をマークした甲斐が先発。リベロは小川。セルビアのサーブからスタートし、アウトになり日本に得点。序盤から甲斐がサービスエースを2連続で決めて日本がリードする。大塚が11、12点目とバックアタックを決め、12-10。セルビアが追い付いて14-14の同点となったが、その後、村山のスパイクとサービスエース、ラリーのブロックで18-15と3点リードで引き離す。
大塚のバックアタックで日本が先に20点に乗せて20-16と4点リード。22-10のところで富田が入り、サービスエースを決めて23-18。宮浦のスパイクでセットポイントを握り、セッターに永露が登場。セルビアのサーブがアウトになり、25-20で日本が第1セットを先取した。
スパイクを打つ甲斐優斗(volleyball world提供)【第2セット】
日本の大宅のサーブからスタートし、ネットにかかってセルビアに得点。その後、宮浦のスパイクとサービスエースで5-3。宮浦がバックアタックを決めて8ー6。宮浦の勢いが止まらない。その後、宮浦の1枚ブロックなど3連続得点で13-9とする。
宮浦がブロックアウトを取り、甲斐がブロックを決めて16-11。18-15の場面でセルビアのルブリッチが負傷か、交代へ。その後、大塚のスパイクで先に20点に乗せて20-16で4点リード。21-17の場面で富田が出場する。セルビアが追い上げ、21-20と1点差に迫られたところで宮浦がスパイクを決めて流れを切る。23-22でセルビアのサーブがアウトになり、日本がセットポイントを握る。再び宮浦が大一番でバックアタックを決めて25-23。日本が連取した。
【第3セット】
立ち上がりはセルビアのサーブから、甲斐がスパイクを決める。ラリーがサーブで崩し、村山がブロックで仕留めて5-4。さらに宮浦や甲斐のバックアタックなどで得点を重ねて10-7と日本が主導権を握った。甲斐の2本連続スパイクをセルビアがしのぎ、宮浦が決めて11-8とした。
その後、ラリーのクイックで13-10。セルビアのサービスエースで14-13と1点差に迫られ、その後、14-14の同点になるも宮浦のスパイク、甲斐のフェイントが決まり16-15とする。セルビアも食らいついて一進一退。セルビアが逆転して18-19。
セルビアが先に20点に乗せたが、冨田がブロックアウトを取って20-20の同点に。その後、甲斐のバックアタック、宮浦のサービスエースで22-21と逆転。宮浦がサーブを外したが、富田がブロックアウトで取り返して23-22とした。宮浦のバックアタックのボールの落下点を巡って日本はチャレンジ。セルビアの選手がネットに触っており、チャレンジ成功で日本がマッチポイントを握ったが、24-24でデュースへ。セルビアがサーブを外して再び日本が1点リードでマッチポイントを握り、タイムを取った。最後はブロックポイントで26ー24。日本がセットカウント3-0でストレート勝利した。
日本はセルビア戦(13日)の後、オランダ戦(15日、午後0時30分)を控える。