【中日】両リーグ最多タイ15度目の完封負け...借金「5」日本ハム伊藤に5安打完封許す 大野は今季最長7回を1失点も援護なく3敗目

■プロ野球 交流戦 中日 0-1 日本ハム (20日 バンテリンドーム) 中日はパ・リーグ首位・日本ハムに両リーグ最多タイの15度目の完封負けで2連敗。30勝35敗2分で借金5となった。また交流戦は残り2試合で、7勝9敗の借金2となり21年以来4年ぶりの勝ち越しとはならなかった。 スタメン野手は1番ライト・上林、2番ショート・村松、3番センター・岡林、4番ファースト・ボスラー、5番サード・佐藤、6番レフト・細川、7番セカンド・板山、8番キャッチャー・石伊のオーダーを組んだ。 先発の大野は今季8度目の登板、2勝2敗、防御率3.12。前回の6日・ロッテ戦(バンテリンドーム)は6回6安打2失点(自責2)で勝ち投手。 立ち上がりは、五十幡を見逃し三振、清宮幸を一邪飛に打ち取り2死からレイエスに四球を出す。ここで4番・水谷を迎えるも、中飛に抑え無失点。 続く2回は三者凡退、3回は先頭の山縣にレフトへの二塁打を浴びるも、9番・伊藤に犠打をさせずファウルフライ、五十幡を右飛で2死。清宮幸には四球を出すも、レイエスを右飛に仕留める。 打線は相手先発右腕・伊藤に対し、2回に先頭のボスラーが右前安打を放つと、佐藤が空振り三振で1死。それでも細川が中前安打で一、二塁からスタメン抜擢の板山が打席も、相手の好守もあり二ゴロ併殺打に倒れる。 大野は4回、4番・水谷からの中軸を三者凡退に抑えると、打線はその裏に先頭の村松が右前安打を放ち出塁。しかし岡林は空振り三振、ボスラーは二ゴロ、佐藤は見逃し三振とクリーンナップがそろって凡退。 5回は下位打線を三者凡退に抑えると、打線もその裏に1死から板山が安打を放つも、石伊は中飛、大野は空振り三振に倒れる。 しかし6回、5回まで1安打に抑えていた大野が先頭の五十幡に一塁線を破られ、三塁打とされると、清宮にライトへの犠飛を浴び0-1。 6回裏は、先頭の上林がセーフティバントを試みるも、ファウルフライで1死。村松、岡林は外野フライとに倒れ三者凡退。 大野は今季初の7回のマウンドへ。上川畑を二ゴロ、万波を空振り三振に仕留め2死。7番・伏見に中前安打を浴びるも、山縣を左飛に打ち取り降板。今季最長の7回を投げ、93球、3安打、2四球、4奪三振、1失点だった。 7回裏はボスラー、佐藤の代打・川越、細川が3者連続三振に倒れ三者凡退。8回裏は板山が左飛、石伊が三ゴロ、守備から途中出場のカリステが二ゴロに倒れ、6回から3イニング連続三者凡退。 9回のマウンドにも今季初完封を狙う伊藤が立ちはだかる。先頭の1番・上林が左前安打を放つも、村松が一ゴロで1死二塁。岡林は3ボールとなり申告敬遠で一、二塁。しかしボスラーが三邪飛、代打・ブライトが中飛に倒れここで後続が倒れ試合終了。打線はわずか5安打で伊藤に完封を許し、大野は3敗目(2勝)を喫した。

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