M5搭載Macはスルーで? 大本命はM6チップのディスプレイ革命
噂されていた通り、発表会なしの公式ウェブサイトでさらっと新モデル発表となったMacBook Pro。M5チップが搭載されました。最新チップではあるものの、比較的地味なアップデートでしたね。しかし、今年のMacBookを経て、次こそは大型アップデートがきそう。
以前からOLED化の噂はありますが、いよいよ次で(今度こそ)くるぞ!と期待がかかっています。
ディスプレイが大きく変化
Apple(アップル)事情通のBloombergのマーク・ガーマン氏がとある匿名ソースから情報を得たとして、M6チップ搭載MacBook Proのリリース時期は来年後半から再来年前半だとコメント。来年のリリースはM5チップ高位モデルを搭載した端末で場をつなぐようです。
チップのナンバリングが上がるにつれ性能もアップするのは当然ですが、次世代MacBook Proに、今度こそ、本当に、とうとう期待したいのは有機ELディスプレイ。iPhoneやiPadではすでに搭載されており、Appleではこれを「Super Retina XDR」と呼んでいます。一方で、MacBookはmini LED。
タッチスクリーン&ノッチなし
画面については、OLED化だけでなくタッチスクリーンにも期待。タッチスクリーン搭載ノートPCは、2-in-1端末であることが多いものの、ガーマン氏いわくAppleの場合はノートPCのままタッチスクリーン化させる可能性が高いといいます。つまり、iPadのライバルではなくラップトップのマウスやトラックパッドに代わる新たな存在としてのタッチスクリーン。
一方で、過去にティム・クックCEOは、ラップトップでのタッチスクリーン搭載は、トースターと冷蔵庫を合体させるようなものだと発言したことがあり、あまり前向きな姿勢ではありませんでしたが…。時を経てようやくその時が来たのでしょうか。まぁ、トースターにもタッチスクリーンが搭載される時代なので、考え方も変わりそうだけど。
他にも、ついにフル画面になり大きなノッチが視覚的になくなるという期待もかかっています。iPhoneと同じくDynamic Islandを取り入れるのは大いにありそう。
OLED化で値段も上がるでしょうが、そろそろ大型アプデが欲しいMacBook Proです。