80年代のランクル「FJ60」を現代版へモディファイ!最新ツインターボでパワー2倍の394馬力!SEMAショーで展示

トヨタは、11月4日から11月7日まで開催されるSEMAショー2025にて、特別なランドクルーザーFJ60「ターボ・トレイルクルーザー」を公開することがわかった。

「ベイビー」ランドクルーザーFJが最近話題をさらっているが、ヴィンテージFJ60系のプラットフォームをベースに開発された、新しいコンセプトカーが、今年のSEMAショーで注目を集めそうだ。

トヨタ ターボ トレイルクルーザー

ランドクルーザーFJ60系は、1980年代前半モデルだ。それまでの40系(ヘビーデューティ)の無骨な路線を受け継ぎながらも、快適性・居住性を大幅に高めた“民生向けクロスカントリー車”としての新時代を築いたモデルと言っていいだろう。

現代版FJ60は、ヴィンテージFJ60のスタイリングにリフトアップサスペンション、そして徹底的に現代的なパワートレインを融合させたコンセプトカーで、古き良き魅力はそのままに、パフォーマンスを大幅に向上させている。

その心臓部には、最新型タンドラから流用したトヨタ製3.4L V6ツインターボ i-Forceエンジンが搭載されている。電動化はされていないが、最高出力394ps、最大トルク650Nmを発揮しますが、これはオリジナルの直列6気筒エンジンのほぼ2倍に相当する数値なのだ。

トヨタ ターボ トレイルクルーザー

この最新のV6エンジンを80年代初頭のボディに違和感なく収めるために、特別なハードウェアを開発したという。新コンポーネントには、カスタムエンジンマウント、再設計されたオイルパン、専用ヒートエクスチェンジャー、専用ワイヤーハーネスなどが含まれる。アダプタープレートは、V6エンジンとオリジナルの5速マニュアルトランスミッション間のギャップを埋める。

そして、特注のエキゾーストシステムは、このモデルの高性能な特性にマッチした、よりアグレッシブなサウンドを生み出すという。

また、オリジナルのラダーフレームシャーシを踏襲しながらも、1.5インチのサスペンションリフトとフロントシャックルリバーサルを採用することで、アーティキュレーションを向上させており、ポリッシュ仕上げのビードロックホイールには、35インチの力強いタイヤが履かれている。

機械的アップグレードは多くなされているが、ボディを現代風に改造したり、ハロゲンヘッドライトを交換したりすることはせず、1980年代のフォルムと雰囲気をそのまま残していることは、オールドファンにとって嬉しい限りだろう。

インテリアも大げさなデジタル化はせず、レトロなダッシュボードに取り付けられたJBLステレオオーディオシステムと、センタータッチスクリーンだけが装備されている。

トヨタは、SEMAショー2025で、ターボ・トレイルクルーザーのほか、カムリGT-Sやカローラ クロス ハイブリッド 那須など、の20台以上のコンセプトカーを発表する予定となっている。

トヨタ ターボ トレイルクルーザー トヨタ ターボ トレイルクルーザー トヨタ ターボ トレイルクルーザー トヨタ ターボ トレイルクルーザー トヨタ ターボ トレイルクルーザー トヨタ ターボ トレイルクルーザー トヨタ ターボ トレイルクルーザー トヨタ ターボ トレイルクルーザー

関連記事: