田久保真紀伊東市長に“学歴詐称”疑惑 市議会で指摘「個人的な発言は控えさせていただく」もきっかけの“怪文書”に法的措置検討
2025年5月の静岡県伊東市長選で、初当選した田久保真紀市長の最終学歴をめぐり、6月25日の市議会で「詐称しているのではないか」という質問が出ました。田久保市長は、明確な回答を控えたことから、市議から百条委員会設置を求める声が上がり、議会が一時紛糾する事態となりました。 田久保市長にとって、当選後初めての市議会で、議場の空気が一変する質問が飛び出しました。田久保市長の最終学歴に疑義があるというものでした。市長選の際に示した経歴は、東洋大学法学部卒業。しかし、市長選の後、これを詐称しているのではないかという宛名不明の手紙が市議たちに届いたといいます。 <伊東市議会 杉本一彦市議> 「市長確認させてください。あなたは東洋大学法学部経営法学科を卒業で間違いありませんね」 <伊東市 田久保真紀市長> 「私といたしましてはこの件に関してましては、すべて代理人弁護士の方におまかせをしているので、私の方からの個人的な発言については控えさせていただく」 市議の指摘に、田久保市長は明確な答えはありませんでした。 <杉本市議> 「学歴を詐称していたということが、真実であったとすれば、これは公職選挙法違反、重大な刑事事件にもなることが予想できる」 杉本市議は市長の説明が足りないとして百条委員会の設置を求め、市議会が一時紛糾しました。 本会議終了後、田久保市長は報道陣に対し、市議らに届いた手紙は「怪文書」だとし、法的措置も検討していくと述べました。 <田久保市長> 「自分の身元も明かさない、証拠も提示しない怪文書の要求に対しては一切応じない」 市長選から1か月が経ったタイミングで浮上した市のトップの学歴詐称疑惑。今後の市政運営への影響が懸念されます。
静岡放送
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