ドジャース対ジャイアンツ【結果】大谷翔平ホームラン10試合なし、連続試合安打もストップ…山本由伸は満塁弾浴び5敗 : 読売新聞
米大リーグ、ドジャースは13日(日本時間14日)、本拠地ロサンゼルスでジャイアンツと対戦。大谷翔平は1番指名打者で出場し、4打数無安打2三振で連続試合安打は8で止まった。ホームランはこれで10試合連続で飛び出していない。先発の山本由伸は、制球に苦しみ、五回途中5失点で、5敗目(7勝)を喫した。防御率は、2・64に下がった。ドジャースとジャイアンツがこれで首位に並んだ。(デジタル編集部)(→今季、山本の登板試合で大谷がホームランを打った試合は こちら )
ジャイアンツ戦の6回、三振を喫した大谷翔平(13日)=APジャイアンツ 104 000 010=6 ドジャース 010 000 100=2
大谷、右下投げ投手から二ゴロ
▽九回裏:先頭のベッツがこの試合2個目の四球を選び、出塁したが、後が続かず得点を挙げられなかった。
▽八回裏:大谷は二ゴロに倒れた。この回から登板したアンダースローのロジャーズと二死から対戦。低めのシンカーを引っかけた。これで4打席凡退で、打率は2割8分6厘まで下がった。
大谷、バックドアに手が出ず
▽七回裏:T・エルナンデスが右越えに2試合連続の11号ソロを放ち、3点差に迫った。
ジャイアンツ戦の3回、山本由伸がピンチを迎えマウンドに集まるドジャースの選手、コーチら(13日)=William Navarro-Imagn Images-USAトゥデー▽六回裏:先頭の大谷は見逃し三振だった。先発のウェブと3度目の対戦。外角低めにボールゾーンから入る「バックドア」のスイーパーに手が出なかった。ベッツ、フリーマンも凡退した。
由伸、5回途中5失点
▽五回表:山本はこの回も安定せず、2安打と1四球で二死一、二塁のピンチに。球数が102球に達し、降板した。2番手のロブレスキーが得点を許さなかった。山本は結局、4回3分の2を投げ、2本塁打を含む6安打を浴びてメジャーワーストの5四球。4三振を奪ったが5失点だった。
ジャイアンツ戦に先発した山本由伸(13日)=William Navarro-Imagn Images-USAトゥデー▽四回裏:ドジャースはT・エルナンデスにチーム初ヒットが生まれたが、マンシーが遊ゴロ併殺に倒れ無得点。
▽四回表:山本は先頭打者に対しまたも3ボールとなったが、三振を奪うと、続く2人も凡打に打ち取り、この試合初の三者凡退。球数は86球に達した。
追いついた直後、3四球のち満塁被弾
▽三回裏:大谷は遊ゴロに倒れた。一死走者なしで打席へ。ピッチャー返しの打球を放ったが、バットの先で打球に勢いがなかった。
山本由伸(左)と大谷翔平(10日)=帯津智昭撮影▽三回表:山本は先頭の李政厚を歩かせるなど、3つの四球を与えた二死満塁からシュミットに左越え満塁ホームランを浴びた。制球に苦しんで走者をためて一発を浴びる、山本らしくない投球だ。この回は、アウトはすべて三振で奪ったものの、3四球を許し、本塁打、二塁打を浴びた。
▽二回裏:ドジャースは一死一、三塁からパヘスの右犠飛で同点に追いついた。右翼手の好返球でタイミングはアウトだったが、捕手が三塁走者スミスの勢いに押されるかのようにボールをこぼした。
由伸、初回いきなり被弾
▽二回表:山本は無死からヒットを許し、一死後には四球を与えた。しかし後続を抑えて無失点。
▽一回裏:先頭の大谷は、ジャイアンツ先発の右腕ウェブに対し、見逃し三振だった。外角高めのシンカーに手が出なかった。
▽一回表:山本は一死から右打者のアダメスに高めの真っすぐを右越えに8号本塁打を浴びた。他に走者は許さなかった。