iOS 26のLiquid Glass版コントロールセンターがほとんど判読できないと苦情が殺到、最新ベータ版で早速アップデートされる
AppleはiOS 26やmacOS Tahoeといった2025年秋頃リリース予定の最新OS向けに、新ソフトウェアデザインの「Liquid Glass」を発表しました。このLiquid Glassでより美しくなったはずのコントロールセンターが、「あまりにも見にくい」と苦情が寄せられ、早速アップデートが配信されています。
Apple heard your complaints about the Liquid Glass Control Center | The Verge
https://www.theverge.com/news/691540/apple-ios-26-liquid-glass-control-center-fixed-betaAppleはWWDC25で、新ソフトウェアデザインのLiquid Glassを発表しました。光の屈折や反射などのガラスの光学特性を再現したデザインで、これまでよりもUI全体が丸みを帯びたものに進化しています。
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Liquid Glassを採用したiOS 26は2025年秋頃配信予定となっていますが、開発者向けのベータ1がいち早く利用可能となっています。しかし、この開発者向けベータ1を利用したユーザーから、「Liquid Glassで見た目が進化したコントロールセンターが見にくい」という苦情が寄せられていました。 特に問題視されているのは、Liquid Glassにより背景とUIの判別がつきづらいという点。以下の画像は左がコントロールセンターで、右が再生中の音楽をコントロールするためのUI。どちらも背景のホーム画面が透けているせいで、視認性が悪くなってしまっています。
背景によってはかなりコントロールセンターが判別しづらくなる印象です。
しかし、2025年6月23日に配信された開発者向けベータ2では、コントロールセンターの見た目に修正が入り、コントロールセンターの背景(ホーム画面)がはるかに不透明になり、各アイコンがより判別しやすくなりました。背景のぼかしがより強くなった影響で、コントロールセンターのアイコンが判別しやすくなった印象です。
なお、新ソフトウェアデザインのLiquid Glassについては、「通知が読みにくい」という指摘もありました。これも背景のぼかしが弱いことが一因のようです。
特にiPhoneの壁紙が明るく淡い色の場合、顕著に読みにくくなります。
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