「誰か分からんかった」高市陣営の“元アイドル推薦人” 自民党総裁選でカメラに抜かれた“激変近影”にネット騒然
なぜか笑みを浮かべながら直撃をスルーする生稲議員(写真:本誌写真部)
10月4日投開票の自民党総裁選で、第29代総裁に選出された高市早苗前経済安保担当相(64)。
今回の総裁選では295人の国会議員票と同数の党員・党友票の計590票を争うフルスペック方式が採られ、1回目の投票で過半数を得た候補者はいなかった。高市氏と小泉進次郎農相(44)の上位2人が決選投票に進み、高市氏が国会議員票と都道府県連票を合わせた185票を得て小泉氏を下した。
当選を決めた直後には、「全世代総力結集で、全員参加で頑張んなきゃ立て直せませんよ」「私自身もワークライフバランスという言葉を捨てます。働いて、働いて、働いて、働いて、働いて参ります」と力強く語った演説が話題になった高市氏。
いっぽう総裁選では、高市氏を支える“ある推薦人”の姿にも注目が集まっていた。
総裁選の様子はNHKで中継され、決選投票時には小泉氏と高市氏の表情がクローズアップされる一幕も。引き締めた表情を浮かべる小泉氏とは対照的に、高市氏は左隣に座る旧安倍派の松島みどり衆議院議員(69)とにこやかに談笑。
参議院議員による投票が行われている間には、右隣に座る議員の姿も映し出されることに――。その人物とは、松島氏と同じく旧安倍派で元おニャン子クラブの生稲晃子参議院議員(57)。
’22年7月の参議院選挙で初当選を果たし、昨年11月に発足した第二次石破内閣では外務大臣政務官に就任。今回の総裁選では、高市氏の推薦人に名を連ねていた。
参院選の選挙期間中や当選直後は、前髪のある長い髪をひとつに結んでいた生稲氏。だが総裁選では、髪をバッサリ切ったブラウンカラーのボブヘアに。おでこを出したセンター分けで、紺色のスーツを着た姿はベテラン議員然としていた。
カメラに抜かれた生稲氏は高市氏と松島氏の会話に耳を傾けていたのか、前を向きながら何度か頷く仕草をし、高市氏の方を見つめる仕草も。高市氏の当選が発表されると、目を潤ませながら大喜びで拍手をしていた。
総裁選の行方を見守っていた視聴者のなかには、思わぬ場面で生稲氏がカメラに抜かれたことに驚いた人もいたようだ。Xでは生稲氏の登場や外見の変化に対して、こんな声が相次いでいた。
《生稲の貫禄すごいな》 《生稲晃子、高市早苗、松島みどりの並びカロリー高すぎる》 《生稲、久々に観たが最初誰か分からんかったw》
《ちらっと映った生稲晃子、やはりかわいいな…》
「生稲さんが髪を切ったのは’22年10月頃だと見られ、当選した直後だったようです。以降はボブヘアを維持しているようですね。しかしテレビに出演する機会はほとんどなく、Xの公式アカウントのプロフィール写真もロングヘアのまま。NHKの中継でクローズアップされたことで、初めて知ったという人もいたのでしょう」(スポーツ紙記者)
そんな生稲氏は5日に更新したインスタグラムで、支援者に向けた感謝の気持ちとともに新たな決意をこうつづっている。
《新総裁決定の瞬間も、表情を変えず、ギュッと手に力を込めていらっしゃった高市新総裁は素敵でした。選挙が終わればノーサイド。党一丸となって、高市早苗新総裁の元力を合わせてまいります》
高市氏が新総裁に就いたことで、生稲氏のポストにも注目が集まりそうだ。