第44回日本神経治療学会学術集会、11月に東京で開催――神経治療学会第2回連携ウェビナー(Medical Note)
一般社団法人日本神経治療学会(以下、日本神経治療学会)と株式会社メディカルノートによる第2回連携ウェビナーが2026年10月13日に開催されました。講演では、第44回日本神経治療学会学術集会の会長を務める東京都立神経病院 脳神経内科の高橋 一司(たかはし かずし)先生にお話しいただきました。
同年11月5日~7日に京王プラザホテル(東京都新宿区)にて現地開催される本学術集会の見どころや、テーマに込めた思いなど、当日の講演内容をダイジェストでお送りします。
Page 2
テーマの前半にあたる“Cure(キュア)”では、創薬・臨床試験・バイオマーカーという3つのキーワードを中心に、国内、海外、そして制度の視点から治療開発の現在地に焦点を当てます。シンポジウムの見どころを、いくつかご紹介します。医薬品医療機器総合機構(PMDA)とのジョイントシンポジウム「日本の神経治療開発の現在地 今我々は何ができるか、何をすべきか」や、同じくASENTとの企画「Building International Framework for ALS Drug Development」において、最新の知見について議論を深めていただきたいと思います。企画シンポジウムでは、厚生労働省や製薬企業、日本医療研究開発機構(AMED)などの方々も交え、「脳神経領域におけるAI創薬のいまと未来」や「臨床試験を実施するための制度・支援・契約について」などをテーマに掲げ、活発なディスカッションを行う場を設けています。加えて、医薬品開発の支援を図る創薬推進委員会の新企画として、各企業から現在実施中の治験情報をピッチプレゼン形式で発表していただき、セミナー参加者と情報共有を行う「治験紹介セミナー」を準備しています。
恒例の「臨床研究ワークショップ」は今回、アドバンスコースを設けました。事前参加登録のうえ、ぜひご参加ください。
Page 3
若手医師やメディカルスタッフの学びを支えるプログラムも充実しています。「教育講演」「マラソンレクチャー」「メディカルスタッフレクチャー」をそれぞれ12企画ずつ用意しています。これらを通じて、“知る”だけでなく、“明日からどうするか”につなげる実践的な知識を得るとともに、これからの研究や課題を共有していただきたいと思います。
今回の学術集会は、現地開催のみとしました。これには“聴いて終わる学会”ではなく、参加者同士が直接話し合い、そこから得た知見を臨床現場へ持ち帰る学会にしたいという思いがあります。
そのため、一般演題は全て口演形式とし、講演に参加しやすいよう重複を避けたタイムテーブルを組んでいます。初日には全員懇親会を設け、交流の場も用意しました。医師をはじめ、メディカルスタッフ、大学院生、さらには製薬企業や研究者の皆さまにも広くご参加いただき、神経治療をキーワードに産・官・学の連携を深めていただきたいと考えています。