南アルプスにシカの大群 山肌埋め尽くす500頭 地元住民「見たことない」

 低空旋回していたヘリコプターから撮られた映像です。すさまじい数の野生のシカが群れています。  今月1日午前10時半ごろ、長野県の南アルプス、伊那市と大鹿村の境にある二児山の北側の斜面で撮影されました。  シカの大群を目撃し、おもわずスマホで動画を撮ったのは、ヘリコプターの整備士・川崎さんです。 東邦航空 川崎龍未整備士 「芝生の色が変わっているのかと思ったが、近づいていくにつれてシカの大群だと分かって。普段からきれいな景色とかは撮るようにしているが、シカの大群を見て正直ゾッとした、衝撃的な感じ」  実は先月も同じ場所を飛行した同僚がシカの大群を目撃していました。 「200から300頭はいたんじゃないかなと思う」  実際に番組のスタッフが画面を止めて数えてみたところ450頭以上のシカがいました。もちろん画面の外にはまだまだいます。

 同じ南アルプスにある山小屋の管理人・斎藤さんは、これほどの大群は見たことがないと話します。 馬の背ヒュッテ 管理人 斎藤しのぶさん 「日本の景色じゃない、野生の王国だなと。ずっとこの山で働いていますけど、ああいう光景を見たのは初めて。自分たちの想像を超えて、あれだけの数のシカが生息していることに、まだ自分は何も知らなかったなという思いです」  ただ、過去にはシカによる食害に悩まされてきたといいます。実際に見てみると。 「(Q.ここ一面に花畑が?)そうですね」 「この小屋の周辺も花畑が有名だったが、シカの食害の影響で花畑がなくなってしまった」  また、花畑を作ろうと、柵を設置していますが…。 「あれだけの数のシカを見てしまうと、どうしたらいいのかな」

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