フジアナウンサー書類送検「無の状態で賭け事を」 逮捕社員に“相談”も オンラインカジノで賭博か
フジテレビ社員の男が、オンラインカジノで賭博をしていたとして逮捕された事件。同じ番組を担当していた男性アナウンサーも、書類送検されました。「無の状態で賭け事をしていた」と話しているということです。 ◇フジテレビのプロデューサー、鈴木善貴容疑者(44)。オンラインカジノで常習的に賭博をした疑いがもたれています。鈴木容疑者(44)「自分はギャンブル依存症だ」フジテレビのバラエティー番組「ぽかぽか」や「アウト×デラックス」などの演出を担当していたという鈴木容疑者。警視庁によると、鈴木容疑者がオンラインカジノを始めたのは、約5年前。
今年に入って行われたフジテレビの社内調査では「2022年でやめた」という趣旨の説明をしていたといいますが…。
鈴木容疑者(44)「正直なところ会社をなめていた。続けても、ばれないだろうという気持ちがあった」 借金をして賭け金を工面し、そのまま続けていたとみられています。先月までの約1か月半で1億7000万円ほどを賭けたとも話しているということです。 オンラインカジノにのめり込むきっかけとなったのは、「韓国のカジノ」と「職場の先輩からの誘い」でした。 鈴木容疑者(44)「昔から韓国のカジノに行ってギャンブルをするくらい好きで、5年前、職場の先輩に、韓国に行かなくてもオンラインカジノで賭け事ができると誘われ、何も考えずに始めた」 ◇そして、鈴木容疑者への捜査で浮上したのが、“同じ職場”で働いていたフジテレビ社員の山本賢太アナウンサー。 鈴木容疑者が演出する番組、「ぽかぽか」に出演していましたが、24日、オンラインカジノで賭博をしたとして書類送検されました。山本賢太アナウンサー(27)「鈴木容疑者に質問していた」 オンラインカジノについて不明な点があった時、鈴木容疑者に質問することもあったという山本アナウンサー。
始めた“きっかけ”も鈴木容疑者と同じ、「韓国のカジノ」でした。