ワークマンの「マザーズリュック」が多機能で使いやすい! 旅行や推し活にもオススメです!!
子どもが生まれてわかったのだが、赤ちゃんや幼児と一緒にお出かけするととにかく荷物が多い。オムツ、ミルク、手口拭き、着替えなどなど……これらの大量のモノを運ぶために重宝されているのが、マザーズバッグだ。
機能性に定評のあるワークマンでも、便利そうなリュックタイプのマザーズバッグを発見。果たしてどんな使い心地なのだろうか?
・ワークマンのマザーズリュック
今回購入したのは『撥水マルチユースマザーズリュック』。
価格は税込3900円で、容量は18リットル。やわらかい印象の3色展開(カーキ、ブラック、ベージュ)で、オシャレで持ち歩きしやすく有り難い。
筆者は普段 肩がけタイプのマザーズバッグを使用しているのだが、抱っこ紐と併用するとすぐに肩ひもが落ちて苦労をしている。
リュックタイプだと肩紐が落ちないし、なにより両手が空くから便利だと思うんだよね〜!
・半日分のお出かけにピッタリ!
まずは仕様やポケットの位置からご紹介しよう。全体的なデザインはシンプルながらもフェミニンな雰囲気で、どんな服にも似合いそう。
生地は撥水加工されているため、汚れや雨にも強そうだ。
メイン収納は両チャックでガバっと開き、中身を確認しやすい。
中にはアルミ保冷のボトルホルダーが2個、日傘などを固定するのに便利そうなループが1個、A4サイズの背面ポケットが1個ある。
個人的に驚いたのは、メイン収納の中にあるストラップホルダー。
サイドの小さなファスナーから、背負ったまま片手で取り出せるので便利そうだ。筆者の場合は財布を付けてみた。
前面にあるポケットの中には、仕切りが2個とメッシュポケットが1個。
サイドポケットは右側がシンプルな形状で、
左側は通常ポケットに加えて、ポケットティッシュを収納したまま使える専用ポケットが付いている。
底面にはビニール製のポケットがあり、濡れたものを入れるのに便利らしいが……個人的に、コレは使うのに不安が否めない。
止水ファスナーじゃないうえに、よりによって底面にファスナーを下向きにしてポケットが配置されている。ここに濡れたものを入れたら、漏れちゃいそうな気がするんだよなあ。
──さて、ただ背負えるだけにおさまらないのがワークマンマザーズリュックのすごいところ。
肩紐にバックルが付いているので体勢を変えずに背負えるし、肩ひもが抱っこ紐の下敷きになっていても簡単に降ろせる。
上部に付いている2つのループでベビーカーにぶら下げることもできる。
……ただし、リュックに荷物をたくさん入れた状態でぶら下げると重心が偏ってしまい、ベビーカーがひっくり返る原因にもなってしまう。
ベビーカーにぶら下げるのは軽いものを入れている時だけ、そしてベビーカーのシート下に重い荷物を積んでいる時だけにした方がよいだろう。
・実際に使ってみた!
まずは半日の外出を想定して荷物を詰めてみよう。我が家(生後半年)の場合、大体こんな感じのものがあれば十分だろう。
・オムツ替えバッグ ・母子手帳 ・着替え1回分 ・財布 ・日傘 ・日焼け止め ・水筒 ・UVカットケープ ・ポーチ ・手口拭き
・缶ミルクとアタッチメント2回分
これらをリュックの中に詰めると……こう!
メイン収納の上部には少し隙間ができたので、使い終わったあとのオムツを持ち帰ることもできそうだ。
今度はこのリュックを、子どもを抱っこした状態で背負ってみる。
軽いか重いかで言えばもちろん重いのだが、それでも肩紐がズレず 両手が空くだけでかなりフットワークが軽くなる。
この後実際に外へ出かけてみたところ、今までの肩がけタイプと比べると使いやすさが段違い。親の足腰さえ丈夫であれば、問題なく使えそうだ。
ただ1点残念だったのは、事前に便利そうだと感じていたストラップホルダーであった。
荷物を詰めてしまうと、財布が何かに引っかかってうまく引っ張り出すことができない。コレを活用するにはもっと荷物を減らす必要があるな。
・子連れ以外にもオススメです!
容量があり、小物をバラつかせずキレイに収納できたワークマンのマザーズリュック。
製品名的には「マザーズ」と母親向けにはなっているが、筆者としては子連れ以外の人にもオススメしたい。
なぜなら細々としたモノを収納できるリュックって、結局誰にとっても便利だから。旅行の場合はタオルや熱中症対策グッズ、推し活の場合はペンライトやぬいぐるみなど、なんにだって応用可能だ。
筆者の場合は、万博取材の際サイドポケットに『ミャクミャク』のぬいぐるみを忍ばせた。
落とさないようストラップなどで対策は必要だが、ポケットから推しが顔をのぞかせる姿は超絶可愛いハズだ!!
ワークマンのマザーズアイテムは高評価を得ているようで、新商品が続々と出て盛り上がりを見せている。
売り切れが続出しているそうなので、子連れの皆さんも、そうでない皆さんも見かけたら早めにゲットしてみてね!
執筆:高木はるか Photo:RocketNews24.