清水尋也被告、200万円で保釈も厳しい“復帰への道”大麻で失った役者としての収入、待ち受ける“賠償金返済”(SmartFLASH)
9月24日、麻薬取締法違反容疑で逮捕・起訴された俳優の清水尋也被告が、勾留されていた警視庁湾岸署から保釈された。保釈金は200万円だった。 【写真アリ】「ビジュが良すぎ」保釈時に“9等身”を披露した清水尋也被告 午後7時過ぎ、70人あまりの報道陣が待ち構えるなか、黒のスーツで現れた清水被告は、やや緊張した様子で報道陣の前に立ち、「このたびは申し訳ありませんでした」と謝罪し深々と頭を下げた。さらに「今回、私の行為によって、多くの方々にご心配、そして、ご迷惑をおかけしてしまったこと、深くお詫び申し上げます。私の俳優としての未来に期待してくださっていた関係者のみなさま、ファンのみなさまを裏切る結果となってしまったこと、心から反省しております」と、あらためて謝罪の言葉を述べ、最後にもう一度、14秒ほど頭を下げた。清水被告を迎えにきた車は事務所が手配したとみられ、署を出ると、報道陣が待ち構えるところを避けるように去っていった。 清水被告の謝罪に対して、Xでは、 《いつか戻ってきてほしい》 と、更生に期待をかけるコメントのほか、 《みんな清水尋也が保釈されて第一声「足長っっ!!」なの》 《保釈時のビジュがあまりにも良すぎるだろ》 と、そのスタイルにふれるコメントも散見された。 24日には、新たに俳優の遠藤健慎容疑者が、麻薬取締法違反容疑で逮捕されていたこともわかった。遠藤容疑者は、清水被告と親しい間柄で、清水の自宅に行っている様子をSNSでもアップしていた。警察は8カ月前から捜査を進めていたことを明らかにしており、まさに芋づる式で逮捕されたのだった。加えて清水被告の友人で、大麻を調達していたとみられる20代の男も逮捕されている。大麻の入手先について、清水被告はこれまで「言いたくない」と供述していたが、警察はこれで入手ルートを把握したとみられる。 今回、保釈されたことで、今後は裁判を待つことになるが、ある芸能関係者は「復帰にはかなりの時間がかかりそうだ」として、こう話す。 「今回のような事例では、初犯ということもあり、通常は懲役1年6月、執行猶予3年程度の判決が予想されます。2023年に大麻取締法違反で逮捕された永山絢斗(けんと)は、懲役6月、執行猶予3年の判決でした。また、2020年9月に大麻取締法違反で逮捕された伊勢谷友介は、懲役1年、執行猶予3年でした。いずれも、復帰が可能になるには、執行猶予期間が明けなければ、世間の反発も大きいと思います。清水被告も同様な内容だとすると、復帰に最低3年はかかるでしょう」 清水被告は、9月29日から放送予定のNHK朝の連続テレビ小説『ばけばけ』にも出演予定だった。また、TBS日曜劇場『19番目のカルテ』にも出演していたが、逮捕を受け、出演シーンがカットされた。TBSの合田隆信専務は、24日の会見で、清水被告への損害賠償請求について「考えていない」と語ったが、そのほかの作品については、賠償金の可能性が残っている。前出の芸能関係者は「かなりの金額になるのではないか」と話す。 「清水被告がひとりで払える金額ではないかも知れず、所属する事務所が負担することになるでしょう。清水被告は、それを後々、事務所に返済することになります。金銭的にもかなり厳しい現実が待っていると思います」(同前) 清水被告は、警察のこれまでの調べに対し「アメリカで知り合いに勧められたのがきっかけ。役者として収入が増えた24歳ごろから大麻を吸う量が増えた」と話しているという。大金と役者人生の、両方を失ってしまった。