【地域限定】濃厚すぎる飲むヨーグルト「ヤスダヨーグルト」の低脂肪版を発見! 飲み比べたら通常版の強さを再確認した
新潟県には、「ヤスダヨーグルト」という飲むヨーグルトが存在している。
飲むヨーグルトといえば、飲みやすいようにサラサラとしているものが多い。
しかしこのヤスダヨーグルトは、「生クリーム?」と思うくらい もったりとした食感と甘みを持っているのが特徴。一回飲んだら忘れられないレベルの濃厚さなのだ。
しかしある日、そんなヤスダヨーグルトの低脂肪版が販売されているのを発見した。
・原信に売ってた
え、あの超濃厚なヤスダヨーグルトの低脂肪版だと……!?
いったいどんな味になっているんだろう? と気になったので、実際に飲み比べて確かめてみることにした。
このヨーグルトを見つけた場所は、新潟県のローカルスーパー「原信」の乳飲料コーナー。
筆者が購入した店舗での価格は通常版のヤスダヨーグルトが税抜き128円、低脂肪版のヤスダヨーグルトが税抜き118円だった。
なんでも原信のプライベートブランドの1つである「Hana-well」の商品の1つで、新潟県産の生乳から作った無脂肪牛乳と三温糖で作られているそうだ。
ちなみに生乳から分離させた脂肪分は、発酵バターに加工して同じく新潟県内に店舗を構える「ルーテシア」というお菓子屋さんのお菓子作りに利用されているらしい。
材料を絶対に無駄にしないという強い意志を感じる。
通常版と低脂肪版のボトルを観察してみると、ボトルデザインの他にもいろいろな部分に違いがあることがわかった。
まずはストローの有無。通常盤にはストローがついているけれど、低脂肪版にはついていない。
次に賞味期限の長さ。
この2つはどちらも2025年6月21日に購入したものだが、通常版の賞味期限が2025年7月7日、低脂肪版の賞味期限が2025年6月28日だった。低脂肪版の方は少し期限が短めなんだな。
・飲み比べてみたら……
じっくりと観察したところで、いよいよ実際に味を確かめていこう。
まずは通常版を飲んでみると……うん、安定のずっしり具合だ。密度が高すぎて、ストローで吸ってもなかなか上に上がってこないレベル。
他に類を見ない圧倒的なまろやかさと甘さで、しっかりと「いいものを飲んだ」と思わせてくれる。
続いて低脂肪版を飲んでみると……お、食感は通常版とほとんど同じなんだな。かなりずっしりとしていてお腹に溜まりそう。
しかし、甘みとコクは結構抑えられている。通常版よりもヨーグルトそのものの味が分かりやすくなっているように感じた。
ヨーグルト特有の酸味はほとんどなく、意識して探してやっと「ちょっとだけ酸っぱいかも?」と思う程度だった。
「やっぱり低脂肪版というだけあってさっぱりした味なんだな」と思っていたのだが、翌日に低脂肪版を再度飲んでみたところ……
え、甘いじゃん。
昨日感じたはずの「さっぱりめの味」といった印象はどこにもなく、しっかりとした甘い味が口の中に広がった。
さすがに通常版には及ばないものの、それでも普通の飲むヨーグルトよりもちょっと甘いくらいだ。
────つまり昨日は通常版を先に飲んでしまったせいで、低脂肪版の味が霞んでしまってた……ってこと!?
このレベルの甘さを「控えめかも」と思わせる通常版、強すぎるでしょ……いかに通常版の味が濃厚かを改めて実感することになった。
・原信に行く機会があったら是非
ということで、ヤスダヨーグルトは低脂肪版でもしっかり甘味を楽しめる飲み物だった。
ちなみに、気になるカロリーは通常版が134kcalで、低脂肪版が83kcal。
飲み物としてごくごく飲みたい時は低脂肪版、嗜好品としてじっくり味を楽しみたい時は通常版を選ぶのがいいんじゃないかな。
「原信」は新潟県を含む一部地域にしか店舗がない。
そのため「Hana-well」の低脂肪版ヤスダヨーグルトを手に入れられる場所は限られていると思うけれど、機会があれば是非皆さんも味わってみてはいかがだろうか。
参考リンク:原信「Hana-well」 執筆:うどん粉 Photo:RocketNews24.