惜別R35型GT-R! 次期GT-Rは1360ps3000万円のBEVスポーツとして2028年にデビューか!? そして日本車のスポーツカーウォーズ勃発!!!

 2025年8月26日、約18年生産され続けたR35GT-Rの生産がついに終了した。しかし、「これがGT-Rとの永遠の別れではありません」と日産自動車CEOのイヴァン・エスピノーザはコメントしている。確実に次期GT-Rは存在するのである。そこで、現在ベストカーが入手している次期GT-Rはどんなモデルなのか? またライバルたるGRスーパースポーツや次期NSXなども紹介していこう。

文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部(CGはベストカーが製作したもの)

【画像ギャラリー】次期GT-Rはこうなる! ベストカーが制作した予想CGイラストはマジカッコいい!(9枚)

2025年8月26日に最終生産となったR35GT-Rのオフライン式

 日産自動車CEOのイヴァン エスピノーサは「GT-Rファンの皆さま、これはGT-Rとの永遠の別れではありません。GT-Rは、いつか再び皆さまのもとに戻ってくることを目指していますが、GT-Rの名前には高い期待が寄せられており、真に特別なクルマにのみ与えられるものです。R35はその基準をさらに高く引き上げました。

 したがって、皆さまには辛抱強くお待ちいただくことをお願いしたいと思います。現時点で正確な計画は確定していませんが、GT-Rは進化し、再び登場するでしょう」とコメント。

 純エンジン車最後のGT-Rとなる、R35型、18年もの間、本当にありがとう!

2023年秋のジャパンモビリティショーで公開されたハイパーフォース。発表時、GT-Rとは無関係と日産関係者は語っていた

 2023年秋開催のジャパンモビリティショーで披露されたハイパーフォースが次期GT-Rの最有力候補とされているが、とはいえ、そのデビューは早くても全個体電池が実用化される2028年。

 ハイパーフォースが、究極のドライビングプレジャーを追求しながら、高い環境性能と日常での快適性を兼ね備えた次世代の高性能EVスーパーカーとされている。

 当然、日産としてはGT-Rの名を冠するモデルはR35GT-Rがそうであったように世界のトップクラスのパフォーマンスを有するモデルでなければならないことは必然。

価格は3000万円超と予想する(予想CGイラストはベストカーが制作したもの)

 では新型GT-Rはどうなるのか? 新型GT-Rは時代の趨勢を見極めたBEVに生まれ変わり、ニュルブルクリンクで最速タイムをマークするべく、開発が進行中だ。

 基本パッケージングはハイパーフォースであることは言うまでもないが、エクステリアデザインはコンセプトモデルだけに誇張されたもので、ベストカーが予想CGイラストで示したように市販型ではイメージは受け継ぐが大人しくなるだろう。

 新型GT-R最大のポイントは全固体電池を採用したADVANCED e-4ORCEと呼ばれる統合制御4WDのパワーユニット。最高出力は1000kW(1360ps)というBEVスポーツへと変貌する。異次元の4輪トルク制御で高い操縦性を実現する。

 予想価格は3000万円超、デビューは2028年頃になるだろう。

いかにもスーパースポーツらしいワイド&ローのプロポーション。トランスアクスルのFRで、伝説のレクサス LFAを受け継ぐレイアウトとなる(予想CGイラストはベストカーが作成したもの)

 2025年7月、英国の自動車イベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」において覆面車であったものの、GRスーパースポーツのGT3マシンとロードカーが走行したのは記憶に新しい。 2台の走行中の野太いサウンドを聞く限り、以前からの情報どおり、V8エンジンを搭載していると見て間違いなさそうだ。

 ロードバージョンはV8、4Lツインターボにモーターを組み合わせたハイブリッドで、エンジンだけで700〜720ps、モーターのパワーを含めたシステム出力は900psに達すると言われていたが、その情報はやはり正しいと思える。

 一方、GT3はレギュレーションでハイブリッドが禁止されており、今回のデモ走行車も純ガソリンターボエンジンを搭載していたと思われる。ロードカーよりもいちだんと野太く、さらに迫力のあるサウンドで走りを披露していた。

ロードバージョンより早く、2025年末にはレース専用のGT3がデリバリー開始。トヨタのGT3ではRC Fの後継車ということになる(予想CGイラストはベストカーが制作したもの)

 最新情報ではFIA GT3マシンは2025年末からデリバリーとなる予定だが、肝心のロードカーの開発が遅れているという。現時点でその理由は定かではない。エンジン、サスペンションなどの走りの軸となる部分の問題からADASを含む新装備の不具合まで、考えられる理由は多くありすぎて想像しづらいのが正直なところ。

 ただ、出力の低下まで引き起こす可能性があるのに遅らせるというのは、相当深刻な問題が発生していると思われる。最大の懸念はより厳しさを増すであろう排ガス規制のため、システム出力900psといわれる4LツインターボHEVの大幅な性能低下が余儀なくされる可能性もある。

 アルミシャシー、カーボンボディ、トランスアクスルのFRという、2シータースポーツのGRスーパースポーツ、登場が待ちきれない!

 このほか、デビューが予定されているのは、トヨタのスポーツカーは、GRスーパースポーツベースの2シーターBEVクーペで1000ps級の4WD車のレクサスエレクトリファイドスポーツが2027年にデビュー予定。

 さらにGR86&BRZ(2026年春デビュー予定)、GRスープラ(2027年デビュー予定)、GRセリカ(2028年4月デビュー予定)と、トヨタのスポーツカー&スペシャルティカーはデビューラッシュだ!

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