「脱いでるところ、映ってる…」スーパー銭湯の脱衣所でスマホを開く20代。注意した30代女性が直面したあり得ない反応【専門家助言】(FORZA STYLE)
総務省が公表した「通信利用動向調査」によると、スマートフォンの世帯保有率は9割を超え、個人における保有率もおよそ8割に達している。いまやスマホは生活に欠かせないインフラであり、手元から離せない日常の一部となった。 「日常化したスマホへの依存度の高まりは、そこかしこで見られます。電車に乗って周りを見渡すとみんな手元のスマホに釘付け、なんてことも珍しくありません」
本来は「スマホを持ち込むべきではない場所」での使用や無自覚なマナー違反も見られるようになってきた。 「映画館や更衣室など、使用が禁じられたり、電源オフが求められる場所でも日常化しすぎた結果、手から離せずに触ってしまうケースも少なくないようです。盗撮目的ではない『無自覚な使用』であっても、周囲に極度の不安や不快感を与えるだけでなく、トラブルや警察沙汰に発展するリスクが極めて高い危険な行為です」 そう解説するのは危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏だ。 関東地方に住む会社員の松本亜美さん(仮名・38歳)も、先日訪れたスーパー銭湯併設施設の女子更衣室でその危険に晒された1人だ。 「子どもを連れて家族で週末に訪れました。うちは息子ふたりなので、私は1人でゆっくりお風呂に入れるチャンス!と大喜びで向かったんですが、すごくモヤモヤした気持ちになる出来事があったんです」 脱衣場に入ると週末ということもあり大混雑していたという。 「やっとロッカーをゲットして、いざ!お風呂へ!と服を脱ごうとしたとき、隣の2人の若い女性が目に入りました」 20代と思われる2人組は手にスマホを握りしめていたという。 「こんなところまでスマホか……と少し残念な気持ちになったのも束の間、そのうちの1人がインカメを作動し、何かをチェックし始めたんです。鏡がわりにしていたんでしょうね」 画面には背後も映っており、亜美さんは恐怖を感じたという。 「角度的に、周囲で着替えている女性たちが画面の背景にバッチリ映り込む状態でした。悪気がないのは見ていて分かりましたが、もしシャッターボタンを押されたら、あるいは何かの手違いで動画やSNSの生配信が繋がっていたらと思うと、怖くて……」 周りにスタッフもいなかったことから、亜美さんは意を決して「ここ、着替えている人がたくさんいるし、脱いでるところ映ってるから、スマホをしまってもらえますか?」と優しく声をかけたという。 ――え? 別に写真なんて撮ってないですよ? 髪型チェックしてるだけなんで、気にしないでください。 「入り口にも禁止の張り紙あったんですけどね。自分の行為がどれほど周囲のプライバシーを脅かしているかに全く気づいていない様子でした。盗撮するつもりがなければ何をやってもいいと思っているんでしょう。でもそうじゃないんですよね」 しかし、この後、予想外の展開が起きたという。 「私ではない『ある人』に注意をされて、結局スマホをしまうことになりました。スカッとしましたし、世の中捨てたもんじゃないなと思いました」 亜美さんはそう話した。 【関連記事】「スマホ、しまってください」更衣室で注意を無視する20代女性に毅然と注意した「意外な人物」と唸ったひと言 ※本記事で使用している写真はイメージです。 【取材協力】危機管理コンサルタント|平塚俊樹氏【聞き手・文・編集】河本美乃里 PHOTO:Getty Images【参考】総務省|令和5年通信利用動向調査