白黒ポテトチップスが店頭に “ナフサショック”拡大 収穫間近さくらんぼの「パック」2〜3割値上げ パン店は小麦高騰も影響
不透明な状況が続く中東情勢による、ナフサショックが拡大しています。 私たちの生活にも影響が及ぶ中、白黒パッケージが店頭に登場しました。 カラフルなお菓子が並ぶ売り場で、ひときわ目を引くのは白黒パッケージのポテトチップス。 29日午後5時半ごろ、北海道・札幌市内のコンビニエンスストアで白黒パッケージのポテトチップスが全国で初めて店頭に並びました。 身近なものにも忍び寄る中東情勢の影響。 アメリカ政府関係者は28日、アメリカとイランの交渉担当者が停戦を60日間延長し、核問題を協議する覚書の締結に暫定的に合意し、トランプ大統領の最終承認を待っていると明らかにしました。 一方、イランのタスニム通信はイラン側は覚書の文案について最終決定していないとして、暫定合意の報道を否定しています。 中東情勢の先行きが読めない中、福島県では名産品の1つ、サクランボが赤く色づき始めていました。 フルーツ王国・福島のトップバッター。 収穫を間近に控えたサクランボにも中東情勢の影響が及んでいました。 まるえ観光果樹園・服部栄園主: パック類も6月あたりから20〜30%上がるんじゃないかと連絡・情報がきている。サクランボとかブドウとかモモの値段というのはそんなに変わらない。(価格を)上げることもできないし、なかなかそういうところで苦慮している。 中東情勢の悪化によるナフサ不足で、6月からフルーツの販売や発送に欠かせないプラスチック製品が値上がりするといいます。 まるえ観光果樹園・服部栄園主: (中東情勢が)速く落ち着いて価格が安定してもらわないと、我々農家も大変。 中東情勢の影響は新潟県でも。 看板商品の食パンをはじめ、約80種類以上のパンや焼き菓子などが並ぶ人気のパン店では、数カ月前からパンを包装する袋やパンの型崩れを防ぐプラスチック容器、そして持ち帰り用のプラバッグなど、ナフサ由来の製品が手に入りづらくなっているのです。 ドルチェ・ヴィータ・青野外四さん: 入らないというところまではきていないが、やっぱり数はだいぶ少なくなってきています。 入荷した場合でも、これまでと比べ1.5倍ほどの価格に跳ね上がっているといいます。 こうした状況に、こちらの店では5月1日から持ち帰り用のプラバッグを3円〜5円値上げ。 買い物客には、エコバッグの活用を呼びかけています。 ただ、店にはさらなる悩みが。 石油製品の不足・高騰に加えた小麦価格の上昇です。 製粉大手のニップンや日清製粉ウェルナは8月1日から小麦粉やパスタなどの値上げを発表。 資材などの高騰に加え、政府による輸入小麦の売り渡し価格が引き上げられたことが要因です。 ドルチェ・ヴィータ・青野外四さん: ダブルパンチ、トリプルパンチというような感じです。
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