「笑ゥせぇるすまん」令和に実写ドラマ化!主演俳優は未発表 喪黒福造のシルエット公開
藤子不二雄Aさんのブラックコメディー漫画「笑ゥせぇるすまん」が実写ドラマ化され、7月18日より Prime Video で独占配信されることが決定した。謎のセールスマン・喪黒福造(もぐろ・ふくぞう)役の主演俳優は今月25日に発表される予定で、現在はシルエットが公開されている。
「笑ゥせぇるすまん」は、黒いスーツを身にまとい、常に笑顔を浮かべている不気味なセールスマン・喪黒福造が、悩める現代人の“ココロのスキマ”を埋めていく、オムニバス形式の物語。アイコニックな喪黒のビジュアルと特徴的な笑い声のどこか悪魔的な魅力に加え、欲望や願望を叶えながらも、喪黒との約束や忠告を聞き入れなかった相手がその代償を背負わされていく、ブラックユーモアたっぷりな展開で幅広い世代から人気を集めた。
アニメ化やドラマ化もされ、「ドーーン!!」の決め台詞が耳に残っているファンも多いだろう。今回の実写化では、世界観はそのままに、脚本は原作を現代にアップデートした、完全オリジナルストーリーが展開。全12話を3週にわけて配信する。
ADVERTISEMENT発表に合わせて15秒のティザー映像も公開されており、特徴的な喪黒の笑い方や歩き方などその再現性の高さも垣間見える。喪黒役の俳優は、メインビジュアルとともに今月25日に発表予定で、チーフプロデューサーの山鹿達也(テレビ東京)は「まさにハマリ役! 完全に喪黒福造に似せて憑依しています(笑)」と自信をのぞかせる。
物語を担う脚本には、豪華脚本家が集結。昨年の「不適切にもほどがある!」(TBS)でも話題を呼んだ宮藤官九郎をはじめ、俳優・タレント・演出家としても活躍するマギー、大人計画所属で演出家・映画監督としても活躍する細川徹、お笑いコンビ“かもめんたる”のメンバーでドラマ「ダメマネ! ーダメなタレント、マネジメントしますー」(日本テレビ)などの脚本を担当する岩崎う大らが不朽の名作に新しい息吹を吹き込む。
脚本家、プロデューサーのコメントは以下の通り。(編集部・入倉功一)
「笑ゥせぇるすまん」は7月18日(金)0時より Prime Video にて独占配信
宮藤官九郎
終始楽しかったです。月1の構成会議はマギーを長男に(俺の方が年上だけど)次男的なポジションで、細川くんがやんちゃな三男、う大さんが反抗期の四男という感じでガヤガヤ楽しかったですし、豪華すぎる出演者が後から後から決まるしで、なんかもうご褒美のような仕事でした。原作の、不変にして普遍のテーマ『ココロのスキマ』を追求しつつ、アップデートしてんだかしてないんだか、ギリギリのラインを攻めました。楽しんで頂けたら幸いです。
マギー
作家四人と監督のアイデアの出し合い、へし合い、カブセあいの打ち合わせが毎回楽しかった! ゲラゲラ笑う俺、ヘラヘラする宮藤さん、ニヤニヤする細川さん、ムッツリ微笑むうだいくん、ガハハと笑う伊藤監督。そんな幸せな会議室から生まれた12のドーンを、出演者の皆様がさらに面白く立体化してくれているに違いない。早く視聴者としてゲラゲラしたい! ご期待ください。
細川徹
はじめてのテレビの仕事で一緒にやらせてもらった宮藤さん、マギーさんとひさしぶりに会議であーだこーだやれて、さらに、変態面白舞台を作るう大くんまで一緒に脚本を作れるなんて、本当に贅沢な、ご褒美みたいな仕事でした。そして、みんなよく「ドーン!」と言ってた。宮藤さんもマギーさんも、う大くんも自由で面白く、どれくらい実現できるのかと思ってたら、快くOKをいただき、かなり実現できているみたい。楽しい会議から生まれた令和版「笑ゥせぇるすまん」、間違いなく面白い作品になってると思います。最後に言いたいだけでいいますが、ドーン!
岩崎う大
この方(主演)が喪黒福造をやる。このコンセプトだけで、本当にワクワクする企画だと痺れました。 笑ゥせぇるすまんのブラックさの大ファンだったので、関われること自体が光栄でした。
この作家陣ですから、ぜひ期待してください!
チーフプロデューサー・山鹿達也(テレビ東京)
「ドーン!」「オーホッホッホッホッ」 子どものころ、アニメを見て衝撃を覚えた日のことを覚えています。怖いと思いつつ、喪黒福造の謎めいたキャラクターに強く惹き込まれました。 この度、宮藤官九郎さん、マギーさん、細川徹さん、岩崎う大さんといった日本で一番面白い脚本家チームと実写化に挑戦します。 皆さん、原作が持つダークで大人のメルヘンという世界観を、若い人にも刺さるようにアップデートし、さらにオリジナル要素を入れて、遊びココロ満載で独創的でインパクト1000%のエンターテインメント・ドラマが生まれました。 まだ主演の喪黒福造は発表前ですが、まさにハマリ役! 完全に喪黒福造に似せて憑依しています(笑)。そして各話のゲストには日本のテレビ・映画界で主演クラスの人気・実力派俳優に参加していただきました。
ストレス社会、成果主義、格差…、悩みを抱え「ココロのスキマ」だらけの現代人には、喪黒福造は待ちに待ったヒーローだと確信します! 喪黒福造が日本中の、いや世界中の人たちの「ココロのスキマ」を埋めていきます!ご期待ください。
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トム・クルーズ主演の人気アクションシリーズ第8弾『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』(公開中)に出演しているサイモン・ペッグがインタビューに応じ、20年にわたって演じ続けてきたベンジーというキャラクターについて語った。
【画像】『ミッション:インポッシブル』女優が大胆すぎるドレスで都庁に!
サイモン演じるベンジーは第3弾『M:i:III』(2006)で初登場。以降、回を重ねるごとにイーサン(トム)のかけがえのない仲間となっていた。サイモンは「僕にとって最初の『ミッション:インポッシブル』を撮影してから、今年で20年になる。同じキャラクターを何度も演じ、発展させることができるのは特権だと思う」と感慨深げに明かす。
ADVERTISEMENT「ベンジーが成長して腕を上げていくのを見られたのは、そしてとても深いものになっていくイーサンとの友情を演じられたのは素晴らしかった。彼が最初はラボの技術者だったということを考えると特にね! 現場に出るエージェントですらなかった彼が、今やチームリーダーなわけだから」
「僕も彼と一緒に年を取り、そして成長してきた」というサイモンは、『ミッション:インポッシブル』シリーズの撮影前には毎回、前作までを見返して、ベンジーが経験したことを復習している。「彼がどんな冒険をしてそこから何を学んだのだろうかと考えて、その要素を新作に持ち込もうとしている。だから本作では、僕がベンジーでいた20年間を振り返った。そして彼の成長をたどってみたんだ」
クリストファー・マッカリーが第5弾『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』で監督に就任してから、ベンジーは飛躍を遂げたとサイモンは考えている。「(コメディーとのバランスを取ることは)難しかったよ。ベンジーは最初はお笑い担当として登場したからね。第4弾『ゴースト・プロトコル』にはたくさんのコメディーがあったけど、それによってミッションの深刻さが失われたり、弱められたりしてしまわないように注意する必要があった。クリス(クリストファー)・マッカリーがよりドラマチックなものを僕に与えてくれたことを、ありがたく思っている。それがベンジーをより奥行きのあるキャラクターにしてくれたと感じているから」と振り返っていた。
類まれな旅路をたどったベンジーの『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』での活躍には、ファンにはグッとくるものがあるはずだ。(編集部・市川遥)
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