「スタートの遅れが悔やまれる」宮城知事選で参政の神谷代表がコメント、和田政宗氏を支援

神谷宗幣氏(左)と和田政宗氏

26日に投開票された宮城県知事選で、無所属現職の村井嘉浩氏(65)が6選を果たしたことを受け、参政党の神谷宗幣代表が26日夜、「今回の知事選挙は候補者をどちらの陣営から出すかの議論に時間をとられ、活動のスタートが遅れたことが悔やまれる」とのコメントを出した。

参政党は、村井氏の県政運営に反発し、県連副会長のローレンス綾子氏(55)の擁立を一時検討した。その後、9月19日に自民党元参院議員の和田政宗氏(51)と政策覚書を締結し、知事選に立候補した和田氏を事実上支援。神谷氏自身も選挙期間中に4度応援に入り、票田の仙台市内で和田氏への投票を呼び掛けた。

神谷氏は選挙戦を振り返り、「それでも当初は2倍近い差があった現職に対し、草の根の活動で支持を広げ、もうあと一歩のところまで追い詰めたことには意義を感じている」と強調。

「現職の新自由主義的な政策は県民を幸せにしないというメッセージは仙台市を中心にかなりの有権者に届いたが、県内全域には広げられなかった。もう一度戦い方を練り直し、次につなげていきたい」と再起を誓った。

▽宮城県知事選開票結果(選管最終)

当340190 村井嘉浩 無現

 324375 和田政宗 無新

 176287 遊佐美由紀 無新

 20445 伊藤修人 無新

 3663 金山屯 無新

宮城県知事選、現職の村井嘉浩氏が6選 参政党と連携の和田政宗氏らを振り切る

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