ロシア安保高官が今月2回目の訪朝、金総書記と会談 クルスク復興支援

アイテム 1 の 2 ロシアのショイグ安全保障会議書記が17日、北朝鮮を訪問し、金正恩朝鮮労働党総書記と会談した。4日撮影の提供写真(2025年 ロイター)

[1/2]ロシアのショイグ安全保障会議書記が17日、北朝鮮を訪問し、金正恩朝鮮労働党総書記と会談した。4日撮影の提供写真(2025年 ロイター)

[17日 ロイター] - ロシアのショイグ安全保障会議書記が17日、北朝鮮を訪問し、金正恩朝鮮労働党総書記と会談した。訪朝は今月2回目で6月4日にも総書記と会談している。 もっと見る

タス通信はショイグ氏の発言として、「北朝鮮はロシア領土の地雷除去のため工兵1000人をロシアに派遣するほか、破壊されたインフラ施設の再建のため軍建設作業員5000人を派遣することを決定した」と伝えた。また「この作業は近い将来に始まると思う」とも述べた。

ショイグ氏は金総書記と、米ロ関係、ウクライナ、朝鮮半島情勢、その他の安全保障上の諸問題について協議したと述べた。会談は2時間以上続いたという。

ロシア安全保障会議は「プーチン大統領の特別な指示によりショイグ氏は平壌を訪問した。包括的戦略的パートナーシップ条約の枠組みの中で実施されている」との声明を発表した。

協議の詳細やプーチン大統領の指示内容については明かされていない。

両国首脳は昨年、包括的戦略的パートナーシップ条約を締結。ショイグ氏は4日に訪朝した際、金氏と条約の履行状況について話し合った。

金正恩総書記はロシアの政策に対し「無条件の支持」を表明しており、韓国や西側諸国の当局者は、北朝鮮がロシアから先端軍事技術や経済支援を受けている可能性を懸念している。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab

As Russia Chief Political Correspondent, and former Moscow bureau chief, Andrew helps lead coverage of the world's largest country, whose political, economic and social transformation under President Vladimir Putin he has reported on for much of the last two decades, along with its growing confrontation with the West and wars in Georgia and Ukraine. Andrew was part of a Wall Street Journal reporting team short-listed for a Pulitzer Prize for international reporting. He has also reported from Moscow for two British newspapers, The Telegraph and The Independent.

関連記事: