旅行や出張に最適なモバイルバッテリー&充電器はAnkerのこいつで決まり

Photo: SUMA-KIYO

旅行や出張では、マップを見たり、写真や動画を撮影する機会が増えるため、「モバイルバッテリー」と「充電器」は必須アイテム。

とはいえ、荷物はできるだけ軽量かつコンパクトにまとめたい…。

旅行や出張にベストな容量&出力

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そんな願いをかなえてくれたのが、「Anker Prime Power Bank(9600mAh, 65W, Fusion)」。モバイルバッテリーと充電器が1つになったハイブリッドモデルです。

正直、「充電器付きのモバイルバッテリー」は数多く出回っており、決して目新しい存在ではありません。そんな中、僕がこれを選んだのは、旅行や出張にちょうどいい容量と、高出力がもたらす絶妙な使い勝手のバランスが際立っているからです。

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まずは基本的なスペックから。サイズは約115×44×42mm、重量は308g、バッテリー容量は9,600mAh

「iPhone 16」なら約2回、僕が愛用している「iPhone 16 Pro Max」では約1.8回満充電が可能です。入出力対応のUSB-Cポート(合計65W出力)は2つ搭載されています。

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65Wの高出力があれば、MacBook ProなどハイスペックなモバイルPCの充電も可能。また、省電力性に優れたMacBook Airなら、スマホと同時に充電することもできます。

充電速度も優秀で、残量10%の「iPhone 16 Pro Max」を30分で61%、60分で83%まで回復できました。

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容量の面でも、9,600mAhというのは絶妙です。バッテリー残量が心もとなくなる夕方から宿泊先に戻るまでの数時間、スマホだけなら5,000mAhでもしのげますが、僕のようにモバイルPCやタブレット、スマートウォッチ、ワイヤレスイヤホン、ハンディファンなど複数のアイテムを持ち歩く場合はまったく足りません。

そこで、僕なりにいろいろ検証してみたところ、これらの複数の機器がバッテリー切れになった場合でも、10,000mAh前後の容量があれば、その日は乗り切れる結果になりました。

逆にそれ以上の容量のものを持ち歩いても、1人ではオーバースペック。重くかさばるだけで、あまりメリットはありません。つまり、複数のガジェットを旅先で一日もたせるという使い方においては、65W出力と9,600mAhの組み合わせこそが、最適なバランスだと感じています。

パススルー対応の充電器

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もう1つの大きなポイントは、ACプラグを本体に内蔵している点。宿泊先のコンセントで充電器としても使えるんです。

さらに、内蔵バッテリーへの充電と接続機器への給電を同時に行なえるパススルー充電にも対応。夜、宿泊先でコンセントに挿してスマホやPCをつないでおけば、翌朝には本体もデバイスも満充電の状態で出発できます。

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ほかにも高精細なディスプレイ細かな情報表示機能を備えているのも、さすがAnkerといったところ。バッテリー残量や入出力のワット数はもちろん、満充電までの予想残り時間、バッテリー温度、バッテリーの健康状態、トータルの充電回数まで確認できます。

10,000mAhクラスのモバイルバッテリーとしては少し高めの価格ですが、その分、合計65W出力、充電器、パススルー充電、そして詳細な情報表示など、他にはない使い勝手の良さがしっかり詰まっていました。

「Anker Prime Power Bank(9600mAh, 65W, Fusion)」、頼もしい旅の相棒として、これから長い付き合いになりそうです。

Source: Anker

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