スマホを充電しながら使うのは危険? バッテリー寿命を延ばす正しい充電方法

国民生活センターは2021年3月18日に「リチウムイオン電池及び充電器の使用に関する注意」を発表。充電中のスマホで動画を連続再生し、その上からかけ布団をかけた場合、本体の温度が50℃になっているという実験結果を公表しています 高熱になったバッテリーは膨張して容量や持ちが悪くなるだけでなく、爆発や発火の危険性も高まります。 つまり本体が極端に高熱になった場合は「危険」だと言えるでしょう。充電しながらスマホを使う場合でも、スマホの上から毛布や布団をかけるといったことは避けましょう。

スマホバッテリーの劣化を防ぐには、以下のポイントを参考にしてください。 ■「満充電」もバッテリーに悪影響を与えることがある 過度な振れ幅(0%→100%)でバッテリーを使い切ってから、満充電を繰り返すと、バッテリーの負荷が高く、悪影響を与えることがあります。0%→100%の振れ幅の満充電ではなく、20%~80%程度のバッテリー残量をキープすることを意識し、こまめに充電すると良いでしょう。 ■「フル充電サイクル」を意識する 先ほど述べた0%→100%でバッテリーを使い切ってから満充電することは「フル充電サイクル」とも呼ばれます。バッテリーの容量が0%から100%まで完全に充電され、そして再び0%まで使い切ることが1サイクルとカウントされます。 たとえばiPhone 15モデルのバッテリーは、フル充電サイクルを1,000回繰り返した場合に、本来の容量の80%を維持できるように設計されています。逆に言えば、100%まで充電してフル充電サイクルを頻繁に繰り返すと、バッテリー性能は劣化していくと言えるでしょう。 「充電しながらスマホを使う」ことの危険性はあまり大きなものではありませんが、前述のようにやはり充電は8割で留める方が望ましいでしょう。 ■アダプタの選び方と注意点 アダプタと充電ケーブルの選び方も大切です。たとえばiPhoneの場合、基本的にはApple純正のアダプタとケーブルを使うことをおすすめします。 もっとも日常的にスマホを使う中では、百均のアダプタやUSBケーブルなどを予備として利用することもあるでしょう。百均のアダプタやUSBケーブルの中には、純正品と遜色ない性能のものもありますが、そうではない製品もあります。たとえば細い充電ケーブルでは充電速度が遅く、「充電しながら使う」と動画視聴などでのバッテリーの消費に充電が追い付かない場合もあります。

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