新時代のGSX-Rが登場、スズキの新型フルカウルスポーツ『GSX-10R』! R1000Rとの違いは
スズキが「EICMA 2026」で世界初公開した『GSX-10R』は、スズキが提案する新たなスーパースポーツの形だ。鈴鹿8耐などでも活躍する『GSX-R1000R』が究極の性能を追求しているのに対し、GSX-10Rは『GSX-S』のプラットフォームをベースに、GSX-Rに近い寸法に仕上げたという。
【詳細画像】スズキの新型フルカウルスポーツ『GSX-10R』
スズキは、「リッタークラスならではの興奮を、より幅広いライダーが身近に、親しみやすく、楽しめるようにしていきます。日常でも本格的な性能と走る楽しさを味わえる、真のスポーツモデルです」とアピールする。
◆GSX-R1000Rのエンジンを専用チューング
「EICMA 2026」で世界初公開となったスズキ GSX-10RエンジンはGSX-R1000Rの999cc 4気筒「K5エンジン」をベースに、耐久性と静粛性を向上。「FUN. UNLIMITED.」のコンセプトに沿うよう最適化し、低中回転域での扱いやすさと高回転域での伸びやかな加速感を両立した。
コンパクトで軽量な車体や走行シーンに合わせて調整可能なサスペンション、GSX-R1000Rと同等のスポーティな前傾ライディングポジションを可能とするセパレートハンドルを採用。
最新のレーシングマシンから着想を得たフロントウィングレットや空力性能を追求したアグレッシブな形状のカウリングを採用することで高い走行性能を実現した。
◆スズキ二輪車で最多の電子制御機能
スズキ GSX-10R進化した電子制御システム「S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)」を採用し、スズキ二輪車初となる、旋回中の後輪の横滑りを検知して制御する「スライドコントロールシステム」、上り坂に加え平坦路や下り坂においても停車状態を保持する「ブレーキホールドコントロールシステム」を搭載。ローンチコントロール、トラクションコントロールなど、サーキット走行を楽しむための要素も備える。
一方で、柔らかくフラットで快適なシート、18リットルの燃料タンク、クルーズコントロール、アクティブスピードリミッター、視認性に優れたカラーTFT液晶メーター、スマートフォン連携なども備え、普段使いから長距離ツーリングにも対応する、懐の広いスーパースポーツになるという。
電子制御機能はスズキ二輪車で最多となる計15種類を搭載し、これまで以上に安心で快適なライディングをサポートする、とスズキはアピールする。
◆アグレッシブかつ現代的なGSX-Rデザイン
スズキ GSX-10Rデザインは、GSX-Rシリーズの伝統を受け継ぎつつ、革新性を融合させ、アグレッシブかつ現代的なスタイリングを実現。ボリュームを持たせて力強さを表現する部分と、スリムに引き締める部分をはっきりと描き分け、低く構えた迫力のあるスポーツバイクにふさわしいシルエットとした。
さらに、設計、生産、性能評価の各部門が緊密に連携し、外観のスポーティさだけでなく、優れた空力性能や機能性も兼ね備えたデザインに仕上げた。
サイズは全長2130mm、全幅740mm、全高1175mm、ホイールベース1455mm。シート高は810mm、装備重量は214kg(参考:GSX-R1000R=全長2075mm、全幅705mm、全高1145mm、ホイールベース1420mm、シート高825mm、装備重量203kg)。
車体色は、「パールビガーブルー/メタリックミスティックシルバー」、「パールパルスレッド/ソリッドアイアングレー」、「メタリックギャラクシーグレー/グラススパークルブラック」の3色を設定する。
スズキ GSX-10R《宮崎壮人》