LINEブロックされて逆上!? また発覚の教師の10代少女へのわいせつ行為…不祥事多発の“構造”
教師による性加害がまた? という感想しかない。未成年者に性加害をくわえた教師が逮捕された。
4月21日、警視庁は10代の少女にわいせつな行為をしたとして、東京都内の公立中学校教師・山口航容疑者(28)を不同意性交や性的姿態等撮影、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)容疑で再逮捕した。
「山口容疑者は’24年9月ごろに、当時住んでいた葛飾区内のアパートで未成年の少女と性交し、その様子をスマートフォンで撮影・保存した疑い。今年1月、少女が山口容疑者のLINEをブロックして連絡を断とうとしたところ、腹を立てた山口容疑者が『いまからネットにわいせつな画像をさらす』などと脅迫するメッセージを送ってきたそうです。
少女の保護者が警察に相談したことから事件が発覚しました。山口容疑者は脅迫の容疑で3月に逮捕され、その後起訴されています。取り調べに対しては『間違いありません』と容疑を認めているということです」(全国紙社会部記者)
4月22日の朝8時、葛飾署から送検される容疑者たちの先頭で出てきたのが山口容疑者だった。顔を伏せ、さらに両手で顔の前に覆いを作るという体勢で姿を現した。ボサボサの髪とマスクをつけているのはわかるが、表情はまったく見えない。その姿は何かに懸命に祈っているようにも見えたのだった──。
子供の成長を見守り援ける立場の職業でありながら、わいせつ行為に及んだうえに、連絡を断たれたぐらいで逆上してストーカーまがいの粘着ぶりを見せた山口容疑者。彼の意識のなかで、子供とはどういう存在だったのだろうか。
教師による少女への性加害事件は『FRIDAYデジタル』でも4月7日に報じたばかりだ。この事件でも20代の高校教師が17歳の女子高生をやはり自宅に連れ込んでわいせつな行為をし、スマートフォンで写真や動画を撮影した青少年保護育成条例違反と児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)容疑で逮捕されている。
「逸脱した人間が起こしてしまう“構図”」
これだけ教員による性犯罪が起きると、「未成年に興味を持っている人間が教員になっているのではないか」「教員という職業は未成年に性的な興味を持ちやすいのではないか」と考えてしまいがちだ。しかし「そうした単純な話ではありません」と性犯罪に詳しい事件ライターは語る。
「ネットでは『未成年が好きで教師になった』などとうそぶく、教師を名乗るアカウントもありますが、真偽のほどはわかりませんし、いたとしても特殊な例でしょう。また教育関係者から『教員の確保が難しくなって、人格的に大丈夫かと思っても採用せざるを得ない』と聞いたこともあります。
しかし、’24年度に児童生徒への性暴力で懲戒処分を受けた教師134人は在職者全体からみると0.02%ほどに過ぎません。
教師は日常的に未成年と接する立場にあり、未成年とのコミュニケーションの取り方にも慣れている。そのなかで、関係が一線を越えてしまうケースが一定数出てくる。“教師だから起こす”というより、“接触機会の多い立場にいる人の一部が逸脱してしまう”という構図です」
また、SNSの普及もこれまでと状況を変えているという。
「教え子ではない未成年と、学校外でつながるケースが珍しくなくなった。やり取りの中で関係が深まり、結果的に事件化する――こうした流れは、ここ数年の事件でもよく見られる傾向です。
今回のように“同じ学校の生徒ではない未成年”が相手の場合、従来の『教師と生徒の上下関係』では説明しきれません。むしろ、誰でも未成年と接点を持ててしまう環境の中で、教師という立場の人間がそれを逸脱的に利用してしまった、と見るべきでしょう」
性犯罪に手を染めてしまう人間が限られた一部だとはいえ、子供を預かる立場の人間にはあってはならないことだろう。
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