投資のプロは、債券利回りが「最大の痛み」に達したと見ている。市場は回復に向かう可能性あり(海外)(BUSINESS INSIDER JAPAN)

数週間にわたる急落で利回りが急騰した後、米国債券市場は回復している可能性がある。9月17日に債券利回りは、米連邦準備理事会(FRB)の利上げを受けて急上昇した後反落した。投資家は金利上昇でパニックに陥ったものの、インフレについては安堵のため息をついている可能性がある。 数週間にわたるボラティリティの上昇で、債券利回りが数年ぶりの高水準に達した後、市場は反発に向かっている可能性がある。 【全画像をみる】投資のプロは、債券利回りが「最大の痛み」に達したと見ている。市場は回復に向かう可能性あり 投資家は最近、世界的な国債価格の急落(利回りは上昇)に苦戦している。9月16日にFRBが3年ぶりの利上げを発表した後、米国債利回りが上昇している。 米10年物国債利回りは、投資家が利上げ決定を消化するなか、5%を再び上回った。一部の投資家は年末までにさらに2回の利上げを織り込んでいる。今回の利上げは、インフレ懸念と先行きが不透明な財政見通しを背景に、投資家が米国政府債務から逃避するなかで行われた。 だが、9月17日には懸念が和らいだようだ。米国債市場に投資意欲が戻ると、利回りは低下した。10年債利回りは5ベーシスポイント(bp)低下して4.95%となり、投資家が株式にとっての「危険水域」と見てきた5%の水準を明確に下回った。 FRBの金利動向に最も敏感な2年物国債利回りは、4bp低下して約4.68%となった。 利回りの小幅な低下を後押ししている要因は次の通りである。

FRBは直近の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で、インフレ率を2%の目標に戻す決意を改めて示し、消費者物価の急騰に対する不安を和らげた。FRBが利上げを実施した事実も、FRBの信頼性を高める一助になった可能性があり、トランプ大統領が利下げを改めて求めるなかで再燃していたFRBの独立性をめぐる懸念を抑えた。 FRBのデータによると、5年先の5年物金利(5年先の5年間のインフレ期待を反映する指標)は、9月16日に4bp低下して2.31%となった。 2年、5年、10年のインフレ期待も、ウォーシュ議長の記者会見後に低下した。BFGウェルス・パートナーズ(BFG Wealth Partners)の最高投資責任者であるピーター・ブックバー(Peter Boockvar)氏はSubstackへの投稿で、こうした動向は利上げによるものだと説明した。 「7月のFOMC後に長期インフレ期待が上昇した分は、現在完全に巻き戻された」とバンク・オブ・アメリカのストラテジストはメモに記した。 「全体として、より緩和度合いの低い姿勢への転換によって、FRBは信頼性を高め、FRBの独立性を再確認した」とチルトン・トラスト(Chilton Trust)の最高投資責任者であるティム・ホラン(Tim Horan)氏は述べた。

BUSINESS INSIDER JAPAN
*******
****************************************************************************
*******
****************************************************************************

関連記事: