挟む、貼る、吊るす。小さなライトがもたらす大きな安心感

Photo: Yuhei Tokimatsu

災害が増え、停電や断水に備えるグッズが「持っていたほうがいいもの」から「持つべきもの」になりつつある。

けれど、いかにも防災用のギアって、部屋に置きっぱなしにしづらい。アウトドアや普段の生活でも自然に使えるデザインなら、日常の延長で備えられるのに——。

そこで見つけたのが、OLIGHT(オーライト)の「Oclip Ultra OAL合金製 3-in-1 クリップライト」(税込7,795円)。ただのクリップライトと思ったら大間違い。挟む・吊るす・貼る、ができて、しかも最大530ルーメンという本格派だった。

明るさは530ルーメン。UVライトまで搭載

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最大光量は530ルーメン。広角モードなら45m、狭角モードなら130m先まで照らせる光量は、まさに必要十分。サイドのダイヤルでモードの切り替えができるので、暗くても指先だけで操作ができるのも嬉しい。

Photo: Yuhei Tokimatsu上:消灯 中:広角 下:狭角

手元を照らすとき、はたまた夜道や停電時に周りを照らすとき、と用途に合わせてモードを切り替えられる。

さらに地味に嬉しいのがUVライト。蓄光素材のギアに光を溜めるときや、電子レンジに飛び散った油汚れを見つけたりできるのが面白い。

充電端子がUSB-Cなのも嬉しいポイントだ。

「挟む・貼る・吊るす」が全部できる

Photo: Yuhei Tokimatsu

Oclip Ultraの名前どおり、クリップで挟むことでハンズフリーになる場面は多い。さらに背面には磁石が仕込まれていて、金属面にペタッと貼り付けられる。また、クリップ上部には穴があり、カラビナや紐を通せる仕様なので、吊り下げて持ち運んだり固定したりもできる。

ベルトに挟む、自転車や車に磁石で貼る、バッグやストラップに吊るす。どんな場面でも対応してくれる。

強度はチタン並みのアルミ合金「OAL™」

Photo: Yuhei Tokimatsu

本体素材には、OLIGHT独自のアルミ合金「OAL™」を採用。一般的なアルミの軽さを保ちながら、強度はチタン並みいうから驚きだ。

日常的に持ち歩いてもスレや傷を気にしなくてよく、アウトドアで雑に扱えるのも気楽だ。

鈍く輝くオリーブグリーンも、高級感を感じずにはいられない。

ギフトにも“アリ”な仕上がり

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正直、ライトにしては外箱の高級感に驚いた。アウトドアを楽しむ人以外は、普段なかなか意識してLEDライトを購入することも少ないだろう。

本体の上質なデザインに加えて、このパッケージならギフトにもピッタリ。こうした持ちたくなるデザイン性も日常に溶け込む理由だと思う。

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Oclip Ultraは、明るさ・タフさ・多機能を小さなボディに詰め込んだライト。普段から気軽に使えて、いざというときにも頼れる。防災と日常をつなぐ“ちょうどいいギア”なのだ。

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