国分太一さんが無期限活動休止 コメントも発表「考えの甘さや慢心」

 日本テレビの番組でコンプライアンス上の問題行為が複数あったとして、「ザ!鉄腕!DASH‼」を降板した「TOKIO」のメンバーの国分太一さん(50)が20日午後、全ての活動を無期限で休止すると事務所ホームページで明らかにした。

 国分さんは事務所を通じてコメント。「多大なご迷惑をおかけしたことを、心よりお詫(わ)び申し上げます」と謝罪し、「長年の活動において自分自身が置かれている立場への自覚不足、考えの甘さや慢心、行動の至らなさが全ての原因」とした。

 発表したのは、自身も副社長を務め、メンバーの城島茂さんが社長を務める株式会社TOKIOと、グループのエージェント契約を締結している「STARTO ENTERTAINMENT」。

 二つの事務所は、関係者やファンに謝罪するコメントを出す一方、どのようなコンプライアンス違反があったかは明らかにしていない。今後の活動については「現時点では一切未定」とした。現時点で会見する予定はないという。

 国分さんは現在ラジオも含めて6本のレギュラーを抱えていた。「ザ!鉄腕!DASH‼」のほか、TBS系「世界くらべてみたら」、テレビ東京系「男子ごはん」、毎日放送「TOKIOテラス」など。各社は対応に追われることになる。

 国分さんのコメント全文は次の通り。

          ◇

 この度の件に関しまして、関係各所の皆様、応援し続けてくれているファンの皆様に多大なご迷惑をおかけしたことを、心よりお詫び申し上げます。

 長年の活動において自分自身が置かれている立場への自覚不足、考えの甘さや慢心、行動の至らなさが全ての原因です。

 期限を決めずに全ての活動を休止し、自分を見つめ直させていただきます。

 改めて、ご迷惑をおかけしましたことを重ねてお詫び申し上げます。

TOKIO 国分太一

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この記事を書いた人

宮田裕介
文化部|メディア担当
専門・関心分野
メディア、放送行政、NHK

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