高市首相の「七代前までのご先祖」答弁にネット上で“統一教会との密接な関係”指摘も…的はずれな理由(女性自身)
3月16日の参議院予算委員会で、立憲民主党の小沢雅仁議員(60)の質問をうけた高市早苗首相(65)。“子供の自殺対策”への決意を問われこう答えた。 【写真あり】地元・奈良で初当選したときの高市首相と父母 「多くの子供さんたちにお伝えしたいのは、あなたはひとりで生まれてきたんじゃないということです。おとうさん、おかあさんを2人と数えて、そしておじいちゃんおばあちゃん4人、そしてひいおじいちゃん、ひいおばあちゃん8人と数えていきますと、7代前まで直系だけで250人を超えるご先祖様が大人になり、また子宝に恵まれ……そのすごい偶然、すごい奇跡的な幸運に恵まれてひとりの命がある」 高市首相のこの答弁に対して、X上ではこんな反応が……。 《統一教会の儀式では、先祖を7代前まで遡ることになっています》 《染みついているんだね、統一教会の教えが》 《7代前の先祖?? あー高市のわけわからん答弁、これ統一教会の教義だ 「先祖解怨」とかいうアレ》 「先祖解怨」とは旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の教義にあるもので、先祖の苦しみを解くという意味。“解怨”を行わないと先祖から恨まれて不幸になるとして、そのための献金を求めるのが旧統一教会の手法だったと指摘されている。 旧統一教会が発行していた『先祖解怨・祝福 受付ガイドブック』にも、<1~7代を初めとして、7代ごとの先祖解怨をして>、とあるように、7代というのが「先祖解怨」の基本単位だった。この7代に、多くのネットユーザーが反応したのだ。
3月16日の国会でも、立憲民主党の蓮舫参院議員(58)に「TM報告書」と呼ばれる教団の内部文書に32回も名前が出てきたことを質問され、答弁をしていた高市氏。 “7代”の一致をうけ、X上では統一教会との密接な関係を疑うポストもあったが、「さすがに言いがかりではないか」と指摘するのは統一教会問題を取材したこともある週刊誌記者だ。 「『7代』というのは別に統一教会だけが使っている区切りではない。たとえば、仏教には『七世父母』という有名な言葉がある。過去七代にわたる先祖のことで、遠い先祖といった意味のこと。お盆というのはもともと七世父母を供養するためのものだ」 今回、高市首相が使った“7代遡れば250人以上の先祖がいる”というのは仏教の関係者の説法によく出てくる考え方だという。実際に、高市首相が2012年7月27日に公開した「子供を守る力(5)」と題したブログ(現在は削除)ではこう綴っている。 《奈良県では神社やお寺で開催される盆踊りが多いのですが、あるお寺の御住職が、参加者に対して「7代前までのご先祖様の霊をお慰めする気持ちで踊って下さいね」と呼びかけられたことがありました。 直系のご先祖様だけでも7代で254人も居られます。全てのご先祖様が、無事に生まれて大人になり、配偶者に出会うことができ、子宝にも恵まれ、その子供が大病もせずに無事に大人になり…という信じ難い程の幸運が続いて、やっと私たちは生まれてくることができたのです》 どうやら、仏教由来である可能性が高そう。前出の記者はこう指摘する。 「そもそも、旧統一教会は、献金を得るために日本の風習にあわせて新たに教義を増やしていったのだから、“七世の父母”が先にあるもの。高市首相を批判するのは言論の自由だが、さすがに言いがかりではないか」