【ロッテ】今季最多12得点も10失点辛勝 8月初めてのカード勝ち越し 山口パ記録に並ぶ史上15人目の4打席連発 吉川プロ初先発初勝利

■プロ野球 ロッテ 12ー10 楽天 (21日 ZOZOマリン) ロッテは楽天に辛勝。連勝で8月初めてのカード勝ち越しを決めた。1回、山口が5号2ランを放ち先制。3回にプロ初先発の吉川が武藤に適時打を浴び1点を失うも、4回には山口が1イニング2本塁打を放つなどこの回一挙9得点。大量リードを奪った。先発の吉川は5回に失策も絡み3点を失うも勝利投手の権利を持って降板。その後6回に八木が3失点、7回に小野が1失点を喫し3点差まで追い上げられる。9回にゲレーロがボイトに6号2ランを浴び12ー10と2点差まで追い上げられるも、何とか逃げ切り勝利した。 1試合3打席連発は13年ホワイトセル以来球団12年ぶり。4打席連発は22年ヤクルト・村上以来3年ぶり。 今日の試合がプロ初先発となる吉川悠斗(20)。1日の西武戦(ベルーナ)ではリリーフで登板、4回を投げ67球、1被安打、1被本塁打、3奪三振、5四死球、3失点だった。ファームではここまで9試合に先発し5勝3敗、防御率3.51の成績。 1回、中島を捕邪飛、村林を空三振、ボイトを空三振で三者凡退に抑える立ち上がり。 スタメンは1番ライト・藤原、2番レフト・西川、3番センター・髙部、4番DH・山口、5番ファースト・ソト、6番セカンド・藤岡、7番サード・安田、8番キャッチャー・佐藤、9番ショート・友杉のオーダーを組んだ。 1回、楽天先発・瀧中に対し藤原は遊飛、西川は空三振、髙部が右中間を破る三塁打、山口が左翼ポール際へ5号2ランを放ち先制。ソトは遊ゴロ。 2回、吉川は黒川を空三振、フランコを一邪飛、ゴンザレスを遊ゴロで三者凡退に抑える。瀧中に対し藤岡は左飛、安田は遊飛、佐藤は一ゴロで三者凡退。 3回、吉川は辰己に四球、太田を中飛、1死一塁から武藤に左中間二塁打で2ー1、中島を二ゴロで三走・武藤は本塁憤死、一走・中島に二盗を決められるも、村林を遊直。瀧中に対し友杉は空三振、藤原は二ゴロ、西川は三ゴロで三者凡退。 4回、吉川はボイトを左飛、黒川を二ゴロ、フランコを捕邪飛で三者凡退に抑える。瀧中に対し髙部が左安、山口が2打席連続となる6号2ランを放ち4ー1、ソトは四球、藤岡も四球、安田は一ゴロ、1死二、三塁から佐藤は敵失で6ー1。一走・佐藤は二盗を決め、友杉が右二塁打で7ー1。藤原は空三振、西川が二安、2死一、三塁から髙部が右安で8ー1。代わった柴田に対し山口が3打席連続となる7号3ランを放ち11ー1。ソトは中飛。 5回、吉川はゴンザレスに左安、辰己に四球、無死一、二塁から太田に中安で2ー11、武藤を中飛、中島に右安、1死満塁で村林は一塁手・ソトの失策で4ー11、ボイトを二飛、黒川に四球も、フランコを投ゴロに抑える。吉川は5回89球、4被安打、3奪三振、3四球、4失点(自責点3)で降板。柴田に対し藤岡は二ゴロ、安田が左安、佐藤は中飛、友杉は左飛。 6回、代わった八木はゴンザレスを遊ゴロ、辰己を中飛、太田に四球、武藤にフェンス直撃となる右安、中島に右翼席へ4号3ランを浴び7ー11。村林を一直。代わった則本に対し藤原は空三振、西川も空三振、髙部は遊ゴロで三者凡退。 7回、代わった小野はボイトを空三振、黒川に四球、フランコに左安、1死一、二塁からゴンザレスに中安で8ー11、辰己を三ゴロ併殺。代わった加治屋に対し山口は空三振、池田は遊ゴロ、藤岡は四球、宮崎は空三振。 8回、代わったゲレーロは代打・渡邊佳を左飛、武藤を空三振、中島を遊ゴロで三者凡退に抑える。代わった鈴木翔に対し佐藤は空三振、友杉は右飛、藤原が右翼席へ4号ソロを放ち12ー8。西川は投ゴロ。 9回もゲレーロが続投。ボイトに6号2ランを浴び2点差に追い上げられるも、代わった澤田は無失点に抑え試合終了。澤田は自身2年ぶりのセーブを挙げた。

TBS NEWS DIG Powered by JNN
*******
****************************************************************************
*******
****************************************************************************

関連記事: