【京都小6】総勢60名、異例の「科捜研」現場入り捜査も空振りか…「警察は何らかの情報をつかんでいたはず」(デイリー新潮)

 現地を取材した神奈川県警の元刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏が語る。 「これまでの状況を考えると、“ないない尽くし”と言っていいと思います。警察からの情報発信は極端に少なく、23日以降の結希くんの目撃情報や防犯カメラ等の映像も一切ありません」  行方不明から6日後の29日、結希くんの黄色いランリュックは発見されたが……。 「小学校から西へ3キロの場所で、その辺りは消防団の皆さんが24日と25日、そして28日にも捜索していました。地元の消防団の皆さんは、見落とすことがないようあえてメンバーを変えて捜索に当たったそうです。3回も捜索して何も見つからなかった場所で、それも草むらの奥ではなくガードレールの裏側でランリュックが発見されたというのは不自然です。しかも、25日に雨が降ったにもかかわらず、ランリュックは濡れていなかった。まるで『見つけてください』とでも言わんばかりですし、捜索されたくない場所から目をそらさせる目くらまし、攪乱とも受け取れます」  しかも――。 「警察はそれを発表しました。今のところランリュックは唯一の物証と言ってよく、もし結希くんを誘拐した犯人がいるのであれば、“秘密の暴露”たりうるアイテムになります。それをわざわざ警察が発表したことにも違和感を覚えます。その上で警察は、捜索地点を別の場所へと移したのです」

 4月7日、京都府警は小学校の近辺ではなく、結希くんの自宅周辺の別荘地の捜索を始めた。小川氏は続ける。 「実は私は2日にこの辺りを訪れていました。メディアはランリュックが見つかった辺りを取材していたようですが、すでに別荘地では機動隊が捜索を始めていました。7日からは規制線も張られてしまい、メディアも入ることはできなくなりましたが……」  だがこの捜索こそ警察が勝負に出た一手だったと小川氏は指摘する。 「警察は事件性があることも視野に入れていると想像できます。この日は単なる捜索ではなく何らかの情報をつかんでおり、その検証に近いものだったと思います。朝7時に捜索はスタートしましたが、この時点でメディアも大勢集まっていました。当然、警察から時間と場所の連絡があったはずで、警察としても何かが見つかるという意思表示と言っていいでしょう。前日の倍近い約60名もの体勢が敷かれ、鑑識車両に加え科捜研(科学捜査研究所)も臨場したことがわかっています」  京都府警の科捜研といえば、人気ドラマ「科捜研の女」(テレビ朝日)で沢口靖子が演じた榊マリコを思い出す人もいるだろう。

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