前橋市長・小川晶氏、公用車で向かった先は──市幹部とのラブホテル密会疑惑
「市民の命より男優先か」
そんな辛辣な声がSNSにあふれた。群馬県前橋市の小川晶市長(42)が、市幹部の既婚男性と繰り返しラブホテルに出入りしていたことをNEWSポストセブンが直撃取材で突き止めたのだ。しかも発覚したのは、県内に“記録的短時間大雨情報”が発表され、市民が避難の準備に追われていた最中。公用車で颯爽と出かけた先がラブホだったとは、誰が想像できただろうか──。
9月10日午後、群馬県北部を中心に猛烈な雨が降り注いだ。各地で冠水や浸水が相次ぎ、「命を守る行動を」と気象庁が警鐘を鳴らしていた時間帯、市役所の防災課はフル稼働で情報を更新し続けていた。だが、そのトップである市長は、災害本部に顔を出すことなく、市幹部X氏とともに郊外のラブホテルへ。滞在時間はおよそ3時間。
市長の姿を待ち望んでいた市職員からは「その時間、市長が指揮を執っていればもっと迅速な対応ができたはず」との悔しさが漏れる。SNSでは「市長どこ行った?と思ったらラブホか」「危機管理ゼロの市長」と揶揄が飛び交い、地元住民からは「こんな人に命を預けられない」と呆れた声が広がった。
小川市長は1982年、千葉県生まれ。中央大学法学部を卒業後に司法試験に合格し、群馬県で弁護士登録。DVや離婚問題の支援に奔走し、「弱者の味方」として信頼を積み重ねてきた。2011年に28歳で群馬県議会に初当選。以来4期を務め、清楚なルックスと穏やかな笑顔から「才媛議員」と呼ばれた。2023年2月の市長選では、労働団体・連合の推薦を受け、自民・公明が支えた現職を破り、市民の期待を一身に背負った。
しかし、理想の政治家像をまとった彼女に“裏の顔”があったとすれば、落胆の度合いは大きい。SNSでは「才媛どころか才色兼備のスキャンダル女王」と揶揄され、「新しい風どころか逆風」と皮肉る投稿が相次いでいる。