中村隼人『国宝』鑑賞を報告「ぜひ見て欲しい作品」 歌舞伎俳優が続々鑑賞&絶賛
歌舞伎俳優の中村隼人が11日、自身のInstagramストーリーズで映画『国宝』(公開中)を鑑賞したことを報告。初日に観たといい、「ぜひ見て欲しい作品です」と綴っている。
【画像】『国宝』吉沢亮・横浜流星・渡辺謙・田中泯、圧巻の歌舞伎シーン<16枚>
映画『国宝』は、吉田修一の小説を吉沢亮主演、横浜流星共演により実写映画化。極道の息子として生まれながらも歌舞伎の世界に飛び込み、芸の道に人生を捧げる喜久雄の50年を追う一代記で、吉田作品の映画化は『悪人』(2010)、『怒り』(2016)に続き3度目となる李相日監督がメガホンをとった。
ADVERTISEMENTストーリーズに本作のポスター画像を背景に「公開日に時蔵さんと行ってきました!」と投稿した中村。『国宝』に出演している横浜流星とは2023年上演の舞台「巌流島」で共演して以来親交を深め、現在放送中の横浜主演による大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」でも共演。横浜は版元の蔦屋重三郎を、中村は小説・ドラマ「鬼平犯科帳」などで知られる長谷川平蔵宣以を演じている。さらに、『国宝』には横浜演じる歌舞伎役者・俊介の父・花井半二郎役として渡辺謙が出演しており、「べらぼう」では中村と渡辺(田沼意次役)の共演シーンもある。
「べらぼう」の初回では、横浜が中村の前で見得を切るアドリブを披露したことも話題に。同シーンについて中村は「蔦重が見得を切るところは流星が事前に何も言っていなかったのでびっくりしました。笑いをこらえるのに必死だったし“何やってんだこいつ”って(笑)」とインタビューで振り返っていた。
なお、『国宝』は歌舞伎の世界が舞台とあって、本業の歌舞伎俳優たちが続々と鑑賞したことをSNSに投稿。市川團十郎白猿は「俳優の方々が、1年以上も稽古を重ね撮影に挑む、そういう姿勢 一つのものに取り組む姿勢。それにより生まれる世界 そこに人々は共感と感動を観る」「監督はじめ関係者全ての方々に賞賛。#国宝 是非ご覧ください。などと私がいうのは可笑しいですが笑 観てほしい作品です。歌舞伎役者として思いました」「この作品を麗禾と勸玄に薦めました」と絶賛していた。(石川友里恵)
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主演映画『F1(R)/エフワン』のメキシコでのイベントに登壇したブラッド・ピットが、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(1994)以来となるトム・クルーズとの共演はいつ観られるのかを E! News に語った。
『F1(R)/エフワン』にはトム主演作『トップガン マーヴェリック』の製作陣が再集結しており、かつて世界を魅了した元F1レーサー(ブラッド)が弱小チームを率いて再びF1レースに挑む姿を描いている。
ADVERTISEMENTトムが同作を公然と褒めていたことについて、ブラッドは「とてもスウィートだ。彼はスウィートなんだ」と切り出すと、「1990代初め、僕たちは一緒にゴーカートをやっていたんだよ」とにこやかに明かす。再共演はいつ観られるのかと問われると、「僕は飛行機とかそういうものからぶら下がったりはしないから、彼が地上で何かやる時だね」とジョーク交じりに答えていた。なお、ゴーカートでどちらが速かったのかについては、「最後には彼に抜かれたよ。それは認めなきゃ」とのこと。
『F1(R)/エフワン』は6月27日に日本公開。F1の全面バックアップを得て世界各国の本物のサーキットで制作され、トレーニングを積んだブラッドが実際にマシンを運転している。トムが飛行機からぶら下がる『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は現在公開中だ。(編集部・市川遥)
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餡蜜の累計部数100万部を記録する漫画を福本莉子と八木勇征(FANTASTICS)のダブル主演で実写映画化する『隣のステラ』(8月22日公開)から初公開カットを含む16枚の場面写真が公開。併せて、ムビチケ前売券の発売も決定した。
本作は、講談社「別冊フレンド」で連載中の同名漫画に基づくラブストーリー。今をときめく若手俳優としてスターへの道を走り出した昴(八木)と、その幼なじみの女子高生・千明(福本)、幼なじみでありながらも“芸能人と一般人”へと転じた二人の関係の行方を追う。監督は、映画『明け方の若者たち』(2021)、ドラマ「君となら恋をしてみても」(2023)、「【推しの子】」(2024)などの松本花奈。主題歌は、八木の所属するダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSの「いつも隣で」。
ADVERTISEMENT場面写真は、千明と昴が海辺で写真を撮り合う原作でも人気のシーンや、教室で隣同士の席でふざけ合う様子など幼なじみ同士の日常の1コマから、昴のスターオーラ全開のカット、無防備な寝顔や壁ドンなど胸キュンのシーンが多数。そして、二人の“近くて遠い”距離感を感じさせる切ない場面も見られる。
あわせて二人をとりまく個性豊かな面々も登場。千明を気にかける高橋(倉悠貴)、親友のはるな(田鍋梨々花)、昴の若手俳優仲間の葉月(横田真悠)、新堂(西垣匠)らがの思いが入り乱れる。
ムビチケそして、千明と昴の海辺シーンを使用したムビチケ前売券が6月27日より発売決定。原作でも人気のシーンが切り取られている。ムビチケ前売券の詳細は公式サイトで確認。(石川友里恵)
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ネット上で絶賛評が相次ぐ、吉沢亮主演、横浜流星共演の『国宝』(公開中)。本作では歌舞伎俳優を演じる吉沢、横浜、渡辺謙、田中泯らの熱演に加え、吉沢演じる主人公・喜久雄を取り巻く女優陣の豪華な顔ぶれも注目を浴びているが、その中で公式で未発表のキャストが反響を呼んでいる(※一部ネタバレあり)。
【画像】『国宝』吉沢亮・横浜流星・渡辺謙・田中泯、圧巻の歌舞伎シーン<16枚>
本作は、原作者の吉田修一が3年の間歌舞伎の黒衣を纏い、楽屋に入った経験をもとに書き上げた同名小説を原作に、極道の息子として生まれながらも歌舞伎の世界に飛び込み、芸の道に人生を捧げる喜久雄の50年を追う一代記。主人公・喜久雄を李組初参加となる吉沢亮、喜久雄のライバルとなる御曹司の俊介を『流浪の月』(2022)以来2度目の参加となる横浜流星、俊介の父で歌舞伎界のスター、半二郎を『許されざる者』(2013)、『怒り』に続き3度目となる渡辺謙が演じる。監督を、『悪人』(2010)、『怒り』(2016)に続き吉田作品の映画化は3度目となる李相日監督が務めた。
ADVERTISEMENT初週の成績は初日から3日間で動員24万5,000人、興収3億4,600万円(興行通信社調べ)。各批評サイトでの評価も高く、市川團十郎白猿ら歌舞伎俳優たちがこぞって鑑賞・絶賛し、話題をさらっている。
本作は、女形として稀代の才能を開花させながらも「血筋」の欠落に苦しむ喜久雄、歌舞伎名門の跡取りとして将来を約束されながら「才能」を渇望する俊介、二人の関係を軸に展開するが、そんな二人に翻弄されるのが喜久雄の幼なじみ・春江(高畑充希)、俊介の母・幸子(寺島しのぶ)、喜久雄に恋する彰子(森七菜)、喜久雄に人生を賭ける芸妓の藤駒(見上愛)ら女性たち。その一人として名を連ねるのが瀧内公美演じる、ある人物だ。
瀧内の出演は映画公開前に発表されていないが、初日に瀧内自身がInstagramで出演を報告。役柄は明かしておらず、出演シーンは決して多くないものの重要な役どころだけに、鑑賞した人たちの間では驚きの声が続々。「あの短さでの瀧内公美さんが流石」「一瞬ながら存在感がさすが」「瀧内公美さんの最後の一言で嗚咽」「瀧内公美が画面を引き締める」「瀧内公美さんの愛憎入り混じる台詞も、本当に素晴らしかった」と圧倒し、爪痕を残している。
ADVERTISEMENTなお、本作は吉沢、横浜、渡辺ら大河ドラマの主演俳優が集結していることも話題だが、高畑、見上、そして瀧内はいずれも昨年の大河ドラマ「光る君へ」で大役を担い、かなりの注目を浴びた。高畑は一条天皇(塩野瑛久)の最愛の妃となる藤原定子、見上は藤原道長(柄本佑)の娘でのちに中宮となる藤原彰子に、瀧内は道長のもう一人の妻・源明子に。瀧内は、父・高明を破滅させた藤原に恨みを抱き、道長の父・兼家(段田安則)に凄まじい復讐を行う戦慄の演技でネットを沸かせた。(石川友里恵)
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ディズニー&ピクサー最新作『星つなぎのエリオ』のワールドプレミアがハリウッドのエル・キャピタン・シアターで行われ、USオリジナル版と日本語版の両方でオーヴァ役を務めた渡辺直美が、オスカー女優のゾーイ・サルダナ(エリオの叔母オルガ役)らと共にレッドカーペットを歩いた。
本作は、孤独感にさいなまれている少年エリオが大好きな宇宙での冒険と出会いを通し、本当の居場所を見つける姿を描くファンタジーアドベンチャー。渡辺は、主人公エリオがたどり着くコミュニバース(さまざまな星の代表が集う夢のような世界)のメンバーの一人で、平和を愛する惑星の明るく情熱的な大使オーヴァの声を英語と日本語それぞれで担当している。
ADVERTISEMENT現在ニューヨークを拠点に、芸人の枠にとどまらず、女優やモデルなどの幅広い分野で活躍している渡辺はこの日、特注だというパープルカラーのドレスで登場。「どうですか? かわいいでしょ。オーヴァっていうキャラクターは紫色で身体も大きいんですけど、情熱的で優しい子。(今日のドレスは)オーヴァのキャラクターにあわせて紫色がいいんじゃないかと思って、ほわほわした感じにしました。ネイルもエリオをイメージして宇宙ネイルにしているんです! 髪の毛はかぐや姫みたいなイメージで、和な感じにしてみました!」とファッションのこだわりを明かす。
レッドカーペットでは、ピクサー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるピート・ドクターに英語であいさつした際、ドクターが「フリーダと呼んだ方がいいかな?」と渡辺が『リメンバー・ミー』で日本版声優を務めたキャラクターの名前を出す一幕も。渡辺は「覚えてくださっていてうれしいです!」と感激。
さらにドクターは今回の渡辺の英語での演技について、「素晴らしい! わたしたちはまず声を録音し、その後アニメーターたちが繰り返し聴きながら作業を進めます。つまり、直美の声を聴いた人が、その声からインスピレーションを受けてパフォーマンスを創造したのです」とコメント。監督の一人であるマデリン・シャラフィアンも、「彼女の甘い声もすてきで、大使役のキャラクターたちは常に好奇心が感じられるのですが、彼女はその部分を本当によく捉えていると思います。そのため、英語版と日本語版の両方で彼女に参加してもらえたことに、わたしたちは非常に感謝しています」とほめていた。
ADVERTISEMENT本国メインキャストとして初めてレッドカーペットを歩いた渡辺は「本当にありがたいことに、今回USの本場の声優をさせてもらって、ワールドプレミアにも参加させていただき、エンタメの第一歩を踏み出せたというか、めっちゃ貴重な経験です」と興奮気味。会場で大勢のファンと一緒に映画を鑑賞し、「最高でした! マジ泣いた! わたしたちのシーンは断片的に観たことはあったんですけど、全編を見て、友達愛と家族愛、最高……!! (会場内は)大盛り上がりですよ! 泣けるシーンとか、笑えるシーンとか、焦るシーンとか、いろんな喜怒哀楽が出てきて、最高の映画でした。家族愛と、友達愛が同時に来るんですよ。めっちゃ観てほしい」と熱烈にアピールした。
ドクターは本作について「この作品は素晴らしいです。心温まるし、面白いし、映像も目を見張るほどです。わたしたちは皆、人生のどこかで『自分は人と違っていて、どこかおかしいのではないか、誰も自分のことを好きではないし、ここは自分の本当の居場所なのか』と感じる時があるものです。自分の居場所がない、なじめないと悩むことが時々あると思いますが、エリオもそれを非常に強く感じていて、この映画で最も重要なポイントです。『ああ、あの場面は自分にも当てはまる』と感じてほしいです」と呼び掛けていた。(編集部・市川遥)
映画『星つなぎのエリオ』は8月1日より全国公開
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ディズニー実写版『リロ&スティッチ』のスティッチはCGIだが、子役のマイア・ケアロハ(リロ役)が演技をしやすいように精巧なスティッチのパペットも作られ、パペッティアと呼ばれる操り人形師が撮影現場で動かしていた。レガシー・エフェクツのセス・ヘイズ(パペッティア)がインタビューに応じて舞台裏を明かした。
スティッチのパペットを作成したのは、特殊効果製作スタジオであるレガシー・エフェクツの面々だ。3Dプリンターで骨組みを作って組み立て、1本1本毛を植え、2体の精巧なスティッチを作り上げた。
ADVERTISEMENT パペットのスティッチと初対面時のリロ役マイア・ケアロハマイアはパペットのスティッチに夢中で、初めて交流したその瞬間から「すでに二人は親友同士のようだった」とヘイズは目尻を下げる。マイアがスティッチの鼻によくキスするために鼻の色がはげてしまい、スティッチが修復に出されたことも。戻ってきたスティッチとの撮影が始まると、気付くとマイアの口が黒くなっているという事態が発生。スティッチを愛するマイアがまたキスし始めたため、染めたばかりの鼻の染料が移っていたからという笑い話もある。
長年レガシー・エフェクツで働いているヘイズは、「ここではさまざまな種類のクリーチャーやキャラクターを組み立てていて、僕は内部のメカニカルな部分を担当しているんだけど、それこそ僕がパペッティアをやっている理由。自分で組み立ててどういう仕組みかを知っていなければ、動かすのが難しいんだ」と明かす。生き生きと動かすためには練習あるのみだといい、「僕は1999年からパペッティアをやっていているからね。あとは運も必要かな」と語った。撮影現場でのスティッチの声は、マイアの演技コーチが担当していたのだという。
ADVERTISEMENT精巧なパペットのスティッチはマイアのために作られたが、後にCGIスティッチを合成するインダストリアル・ライト&マジック(ILM)の面々の役にも立った。ヘイズは「実際、みんなのためになった。マイアが演技しやすいのはもちろん、毛、色、目など、スティッチが実際にその環境、そのライティングの下にいたらどう見えるかという点は彼ら(ILM)の助けになった」と振り返っていた。(編集部・市川遥)
ディズニー実写版『リロ&スティッチ』は公開中
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ウルトラマン新テレビシリーズ「ウルトラマンオメガ」(7月5日午前9時スタート・テレビ東京系6ネット)のプレミア発表会が12日、esports 銀座 studioで行われ、メインキャストの近藤頌利、吉田晴登、工藤綾乃、オープニング主題歌を担当するASH、前期エンディングテーマを担当するMindaRyn(マイダリン)、メイン監督の武居正能が登壇した。
【動画】「ウルトラマンオメガ」パートナー怪獣2体を初披露!プレミア発表会の様子
本作は、記憶を失った宇宙人オメガ=オオキダ ソラト(近藤)が、赤き宇宙ブーメラン「オメガスラッガー」をシンボルに持つ光の巨人・ウルトラマンオメガに変身し、次々と出現する巨大生物「怪獣」に立ち向かう特撮アクション。
ADVERTISEMENT会場には、本作を一足早く鑑賞できるファンが多数来場した。熱気あふれる場内を目の当たりにした近藤は「この間の『ウルトラマンアーク』とのバトンタッチの時は僕ひとりだけだったんですが、今日、仲間たちと一緒に舞台に立てることはすごくしあわせです」と笑顔を見せる。
そんな近藤にとって、特撮ヒーローで主演を務めるのは夢だったという。「本当に小さい頃から『ウルトラマン』を観ていて。ソフビとかでずっと遊んでいた少年だったので。まさか自分がウルトラマンになるとは思っていなかった。僕は『ティガ』と『ダイナ』を観て育ったので、役者としての目標でしたし、役者として特撮ヒーローになるのは憧れでした。でも20代後半になり、30歳になって、正直変身することをあきらめていました。でもあきらめた時に出られることになって。自分としてはより感動しました」という近藤。「20歳くらいに夢を持って芸能界に入って。夢というのは、ずっと諦めずに思い続けていると叶うんだぞと、少年の頃の自分に言いたいですね」と感慨深げに付け加えた。
コウセイが操るメテオカイジュウも駆けつける!ソラトの相棒となるホシミ コウセイ役の吉田は、本シリーズへの参加をサプライズで知らされたという。「事務所の社長から、別の作品の読み合わせがあるということで事務所に呼び出されて。本読みをしていたら台本の最後のページに『ホシミ コウセイ役が決まりました』と書いてあって。僕が子役からやってきて積み上げたものがちょっと報われたような気がして泣き崩れました」とコメント。すると近藤が「僕はマネジャーさんから、シュワッチシュワッチと電話がかかってきて知りました。それを新聞のインタビューで話したんですけど、後日談があって。そのマネジャーが『あれ言ったの誰?』と聞いてきたんですけど、『あなたしかいないですよ』と言いました」と笑いながらコメントし、会場を沸かせた。
ADVERTISEMENTソラトやコウセイと運命を共にするイチドウ アユム役の工藤は、「わたしは弟がいるので、けっこう小さい時から熊本にある『ウルトラマンランド』というところによく行っていて。女性ですが、小さい頃からウルトラマンに触れて過ごしていたんですけど、まさか自分がヒロインとして参加するとは思ってなかったので。ご縁があって良かったなと思います」としみじみ語った。
本作は、日本語も含めて世界15カ国語で配信される。近藤は「自分に吹き替えがつくなんて思ってもみなかった」と驚き、「これって変な感情でした。自分を観ているのに自分じゃないような。『I’m オメガ』と英語をしゃべっていたので、また違う感動が生まれました。一気に海外で仕事をしたような気分になりました。僕は日本語版もたくさん観ますけど、他の言語もたくさん観て、モノマネをしてみたい」とワクワクした気持ちが止まらない様子だった。
笑顔がまぶしい!イチドウ アユム役の工藤綾乃作品に込めた思いについて、武居メイン監督は「今回は地球防衛隊ではなく、太陽倉庫商会というところが舞台なんですけど、青年たちが記憶を失った宇宙人と仲間になって。友情を深めていく。そういう子どもたちにとっては親近感が持てるヒーローをつくっていこうと。今日も3人でワチャワチャやっていましたけど、そうした明るい雰囲気の作品になっているので。そういうところを観ていただきつつ、特撮に関しても、僕としてはやったことがない大きな仕掛けがあったりして。特に1話の冒頭は、ビックリするような映像をつくっているので。また新しいドラマの表現を広げる作品になっているんじゃないかなと思うので、ぜひ期待していただければ」と期待をあおった。
ADVERTISEMENTそんな大盛り上がりの発表会見が終わると、第1話の最速上映会が行われた。迫力の映像に食い入るように鑑賞していたファンは、上映が終わるやいなや万雷の拍手。キャスト陣と一緒に再登壇した武居監督が「スタッフ、関係者以外では今日、皆さんに世界で初めて『オメガ』の1話をご覧いただきました。どうでしたか?」と尋ねると、会場からはさらに大きな拍手がおこった。
最後に近藤が「こうして1話を観ていただいた後に登壇すると、さっきと違うソワソワした感じがありますが、1話が届いたと思うと、ホッとした気持ちがあります。これから『オメガ』という新しいヒーローの物語がはじまります。皆さんは応援隊員ということで来ていただいていますが、僕たちの座組には隊員がいなくて。ソラト的な言葉で言うと、応援してくれるお友だちかなと思っています。なので、皆でこれから『オメガ』を皆で盛り上げて、皆で楽しめていけたらなと思っています」と切り出すと、最後に「また7月5日に会いましょう!」と会場に呼びかけた。(取材・文:壬生智裕)
『ウルトラマンオメガ』パートナー怪獣のレキネス&トライガロンを初披露!『ウルトラマンオメガ』プレミア発表会 » 動画の詳細※VODサービスへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、リンク先での会員登録や購入などでの収益化を行う場合があります。