Apple Pencilに値段を刻印!?「絶対なくさない」決意の末に訪れた冷や汗体験
Apple PencilはiPadユーザーにとって欠かせない相棒である。スケッチ、ノート、デザイン、資料への書き込みなど、その用途は幅広く、デジタル作業の効率を飛躍的に高めてくれる。だが、軽くて細いがゆえに「どこに置いたのかわからなくなる」というリスクを常に抱えている。 【画像でわかる】ダイソーで1,100円のiPad用タッチペンを2万円超のApple純正Apple Pencilと比較してみた! そお東4エ57a(@s_o_12_)さんが投稿したのは、まさにその「一瞬の冷や汗」を描いた体験談である。Apple Pencilをなくしたかと思い、心臓が止まりそうになった。しかし、よく探せば見つかり事なきを得たという。 画像には、Apple Pencilの本体に「19,880円(税込)」と刻印されている。この価格刻印は非常にユニークだ。通常であれば名前やニックネームを入れることが多いが、あえて値段を刻むことで「高価な相棒だからこそ大切に扱う」という意識を常に持ち続けられるようにしているのである。 だが、皮肉にも「大事にしよう」と刻印まで施したにもかかわらず、「なくしたかも」という瞬間は訪れてしまった。人間の注意力は完璧ではなく、どれだけ気をつけていても小さな油断から冷や汗ものの場面は生まれる。この投稿には「自分も同じ経験がある」という共感の声が多数寄せられた。
Apple Pencilが紛失しやすい理由は、構造と使い方にある。まず、その色と形だ。白く細長いデザインは、机やノートの上では背景に溶け込んでしまい、視覚的に見つけにくい。さらに軽量であるため、ちょっとした衝撃で転がり落ち、気づかぬうちにソファの隙間や床の端に転がってしまう。 また、作業に集中しているとき、人は「とりあえず近くに置く」という行動を取りがちだ。一時的には覚えていても、すぐに忘れてしまい、「さっきまで手にしていたはずなのに見当たらない」という状況になる。これが「紛失体験」の大半を占める。 マグネットでiPad側面に装着できるモデルも存在するが、それも万能ではない。バッグに入れるとき、ケーブルを抜き差しするとき、ちょっとした拍子に外れてしまうこともある。つまり、設計上の工夫はあっても、人間の行動や環境次第で「見失う」リスクは常に残るのだ。