ドイツ保守連合・社民が連立協定に署名、メルツ氏6日に首相選出へ

ドイツの保守政党連合キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と中道左派政党、社会民主党(SPD)の党首らが5日、連立協定に署名した。(2025年 ロイター/Liesa Johannssen)

[ベルリン 5日 ロイター] - ドイツの保守政党連合キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と中道左派政党、社会民主党(SPD)の党首らが5日、連立協定に署名した。これにより、メルツCDU党首は6日の首相指名選挙で首相に選出される。

トランプ米大統領の広範囲な関税措置や国防費を巡る対応が迫られる中、両党は同国の舵取りを担う。

メルツ氏は「明日、改革と投資によりドイツを前進させる政府が誕生する」と表明した。

SPDは5日、閣僚人事を発表。財務相にはSPDのクリングバイル共同党首が就任するほか、ピストリウス国防相が前政権から唯一留任する。

ドイツでは昨年11月、ショルツ独首相が率いる3党による連立政権の崩壊後、「政治空白」が続いていた。

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Chief correspondent covering political and general news in Germany with experience in Argentina and in Cuba leading Reuters’ broader Caribbean coverage.

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