Androidスマホを落としても安心!?セキュリティ機能のアップデートで「自動で再起動」される(ライフハッカー・ジャパン)

9to5Googleが最初に報じたように、GoogleはGoogle Playバージョン25.14アップデートで、新しいセキュリティ機能をAndroidに導入することを発表しました。 Googleのアップデートノートによると、Playサービスの更新は「今後利用可能なオプションのセキュリティ機能を有効にし、デバイスが3日間連続でロックされた場合に自動的に再起動します」とのこと。 これは本当に大きなセキュリティ向上です。 自動再起動は、Androidデバイスを「最初のロック解除前(BFU)」の状態に戻します。つまり、デバイスとその内容は完全に暗号化され、万が一、Androidデバイスが不正な手に渡った場合でも、アクセスが非常に困難になります。 万が一スマホをどこかに置き忘れたり、誰かがあなたの電話を取ったりした場合でも、以前よりセキュリティが若干強化される、ということです。 時間設定に期待 次の章で触れますが、この機能に調整可能な時間設定があれば、セキュリティが大幅に強化されるでしょう。 さて、この機能はAndroidユーザーにはすばらしいものですが、iOSユーザーはiOS 18.1以降(Apple Intelligenceが導入されたiOSアップデート)から似たような機能を利用できています。新しいAndroidのセキュリティ機能は、既存のiOSツールと非常に似ています。

Androidのセキュリティ機能の向上をもちろん歓迎していますが、正直、もう少し機能が追加されれば、さらに便利でしょう。 たとえば、3日間というのはデバイスを保護するための自動再起動には十分な時間ですが、特定の時間にカスタマイズできればさらに優れた機能になるでしょう。リセットの期間を短縮することでセキュリティが強化され、状況や環境に応じて調整できますから。 ほかのデバイスに通知することも もう1つの非常に便利な機能は、「通知」。リンクされたデバイスに、主に使用(または任意の)Androidデバイスが自動的に再起動したことを通知する機能は非常に役立ちます。 また、その通知をペアリングされたデバイスのロック解除コード、PIN、または生体認証と連携させることもできれば、さらに便利。 最後に、4月30日の時点ではこのGoogle PlayサービスのアップデートがほかのすべてのAndroidデバイスにも適用されるかどうかは不明です。スマートフォンやタブレットには確実に適用されると考えられますが、Google TVやWearなどに関しては公式な情報はありません。 もちろん、これはAndroidのセキュリティ機能の一例に過ぎません。Androidデバイスを安全に保つためのさまざまなヒントがあり、それらを組み合わせて使うことがもっとも効果的です。 Source: The Verge, Google

ライフハッカー・ジャパン編集部

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