<1分で解説>維新議員「国保逃れの脱法的行為」 どんな手口?
政府与党政策懇談会を終え、首相官邸を出る日本維新の会の吉村洋文代表(手前)。左奥は藤田文武共同代表=首相官邸で2025年12月25日午後2時56分、平田明浩撮影
日本維新の会の地方議員が、一般社団法人の理事になることで社会保険料の支払いを低く抑えていた問題で、維新が中間調査結果を発表しました。兵庫県の地方議員4人について「国保逃れの脱法的行為」と認定され、党は処分を検討しています。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「維新の地方議員の国保逃れ問題」を解説します。
Q 兵庫県の4人の議員は何をしたの?
A 4人は2023年2月~25年12月、一般社団法人「栄響連盟」に加入し、理事として月1万1700円の報酬を受け取り、社会保険に加入していました。
AdvertisementQ それが国保逃れになるの?
A 党側のヒアリングに対して4人は「一定の業務を行っていた」と主張しました。しかし党側は「議員報酬よりも著しく低額な役員報酬を基準とした社会保険料しか支払っていない」と指摘し、「結果として『応能負担』という現行制度の趣旨を逸脱した」と判断しています。
Q 他にも同じようなことをしている人はいたの?
A 調査は、首長や議員ら807人を対象に実施されました。この法人や類似法人に、社会保険料削減を目的に法人への加入を勧誘されたことがあると回答したのが19人、維新関係者から勧誘があったと回答したのが13人いました。一方、「現時点までの調査では、組織的関与を示す事実はなかった」としています。
Q 吉村洋文代表はどう受け止めているの?
A 吉村氏は「『国保逃れ』とみられるような悪質なものだ。形式的には法に反していないとしても、脱法的な行為があれば厳しく処分する」と述べています。