トランプ氏、貿易交渉期限「確定せず」 7月9日前倒しも後ずれも可能
トランプ米大統領は27日、相互関税上乗せ分の猶予期限となっている7月9日について、確定した期限ではないとの考えを示し、これよりも早くなることも遅くなることもあると述べた。4月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[ワシントン 27日 ロイター] - トランプ米大統領は27日、相互関税上乗せ分の猶予期限となっている7月9日について、確定した期限ではないとの考えを示し、これよりも早くなることも遅くなることもあると述べた。
トランプ氏はホワイトハウスで記者団に対し「われわれは何でもできる。延長することもできるし、短縮することもできる。私としては短縮したい」と述べた。
トランプ氏はまた、インドを含む複数の国・地域と貿易を巡るディール(取引)に取り組んでいると述べ、向こう1週間から10日のうちに貿易相手国・地域に対し米国が設定する関税率を通知する書簡を送付すると明らかにした。
ベセント財務長官はこれに先立ち、関税を巡る各国・地域との貿易交渉について、9月1日のレーバーデーまでに合意できるとの見通しを示していた。
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