西田有志、代表辞退は「間違っていなかった」 SVリーグ開幕会見
バレーボールSVリーグの開幕記者会見が2日、東京都内で開かれた。
今季の日本代表の活動を辞退した西田有志選手(大阪ブルテオン)は会見後、自主的に行ってきたトレーニングの取り組みや手応えを語った。【小林悠太】
「変態」なレベルまで来ています…
<今年は日本代表の活動に参加せず、夏場は独自のトレーニングを行っていました>
トレーナーと守秘義務があるので、あまり(内容は)言えないですけど。
ほぼ週の半分を1人でキャンプしていました。トレーナーとずっとトレーニングしている感じです。
週の(残りの)半分はチームでトレーニングして、気づいたら1カ月半休みなしでずっと動いていた夏でしたね。
(キャンプは)トレーニング合宿。バレーの練習は自分でやれますけど、自分の体のフィーリング、体の使い方、自分の中の構造上どうなっているのか、どう動いているのかということをやりながらでした。
<どういう気づきがありましたか>
僕の中で知っている理論は「球を強く打ちたいです=ウエート(トレーニング)しましょう」や「速く走りたいです=走りましょう」でしかなかったです。
バレーの動作は全てスプリント(短距離の全力疾走)から始まっています。
サーブの助走もスプリントと一緒です。ジャンプを跳ぶ時の重心の使い方もそうです。
だから、普通の人が持っていない観点のものを取り入れた感じです。
<自分の中での感覚は>
面白いっすよ。
今、いくら動いていても全く疲れないですね。
簡単に言えば、力を出そうと思って力を出した時に腰が張ったら、それは体のストレスがあるわけです。体の使い方が間違っているんですよ。
案外、力を出そうとしていない時に力が出るのは(体の使い方が)合っているんです。
フィーリングでは力が伝わっていないなというのがあったとしても、スピードが出たり、球の威力が上がっていたりします。それが正解に近い体の使い方だということを具現化してくれるトレーナーでした。
<これまでのトレーナーから代わりましたか>
新しいトレーナーに2人ついてもらって、一緒にやりました。
(女子の)…