【独自】高市改造内閣に激震!維新の新大臣が「大林組からカネを受け取っていた」(河野 嘉誠,週刊現代) - 2ページ目

中司氏の“共謀者”だった初田豊三郎元枚方市議はこう証言する。

「我々は市政改革を目指していましたが、間違った手段にも手を染め、官製談合事件を起こしてしまったのです」

この事件では、大林組側から初田氏に3000万円が渡っていたことも発覚し、初田氏は談合および収賄罪で実刑判決を受けた。大林組幹部も贈賄罪で有罪判決を受けた。中司氏は談合罪のみで懲役1年6ヵ月・執行猶予3年だった。

しかし、隠された事実があったというのだ――。

初田氏が続ける。

「実は、私が大林組から受け取った合計3000万円の一部は、中司氏に渡していたのです」

初田氏の裁判での証言次第では、中司氏も談合罪のみならず、贈賄罪に問われた可能性もあったということになる重大証言である。

初田氏は真相を世に問おうと、’20年に著作『理不尽』を自費出版した。そこには事件の生々しい経緯が400ページ超にわたって綴られている。

初田氏の著作や取材で得た証言を元に、中司氏に詳細な質問状を送付したが、「お尋ねの当該文書(『理不尽』のこと)については、内容の確認ができていないため、お答えは差し控えます」と返答し、金銭授受疑惑は否定しなかった。今後、説明責任が問われそうだ。

9月28日(月)発売の『週刊現代』(講談社発行)では、「高市改造内閣 維新の新大臣は 『大林組からカネを受け取っていた』」と題し、4ページにわたり特集記事を掲載。入閣が確実視されていた維新幹部ではなく、中司氏が選ばれた裏事情や、中司氏の談合事件の詳細、複数のキーマンの初告白、大林組から中司氏への金銭授受疑惑などについて詳報する。

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かわの・よしのぶ/'91年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、「サンデー毎日」「週刊文春」の記者を経てフリーに。主に政治を取材している

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