トヨタ「新ノア」登場! スポーティな黒ホイール×走りを高めるドアバイザーがスゴい! 「GR仕様」のアグレッシブすぎる"ミニバンカスタム"とは!
乗り降りがしやすいスライドドアや広々とした室内空間といった、ミニバンならではの利便性を追求した設計がその人気の基盤となっています。
2022年1月に登場した現行の4代目は、TNGAプラットフォーム(GA-C)を採用することで基本性能を向上。
「より快適に、より便利に、より安心な」というコンセプトのもと、最新の先進装備を搭載。日本の道路事情に適した扱いやすいボディサイズと、2リッターガソリンおよび1.8リッターハイブリッドから選べる効率的なパワーユニットも、幅広い層に支持される理由です。
今回の改良では、グレード構成がシンプルになり、従来の「Z」と「G」を廃止し、「X」「S-G」「S-Z」という3つのグレードに集約することで、ユーザーがより選びやすいラインナップへと再構築されました。
ボディカラーも見直され、人気の「ホワイトパールクリスタルシャイン」は、より上質な輝きを放つ「プラチナホワイトパールマイカ」に刷新されるなど、厳選された全4色が用意されます。
また、ハイブリッド車には新しい「HEV」エンブレムが採用され、細部ながら新鮮な印象を与えています。
装備面では、全グレードにわたって標準装備が大幅に拡充され、これまで以上の価値が与えられました。
ベースグレードの「X」では、助手席側パワースライドドアとスマートエントリーが標準装備となり、日常の利便性が大きく向上。アッパーグリルのデザインもメッキからブラックに変更され、落ち着いた表情になりました。
特に注目すべきは安全装備の拡充で、これまで上位グレードでもオプション設定だった「ブラインドスポットモニター」や「安心降車アシスト」が「S-G」と「S-Z」に標準装備され、日常の運転における安全性が飛躍的に向上しています。
さらに「S-Z」にはディスプレイオーディオPlusが、「S-G」にはバックガイドモニターが標準で備わるなど、魅力的な装備が投入されました。
オプション設定もより柔軟になり、新たに給電アタッチメントが追加されたほか、デジタルインナーミラーなどが単独で選択可能となり、個々のニーズに合わせた一台を仕立てやすくなっています。
これらの改良が施された最新のノアの価格(消費税込)は、ガソリン車が283万300円から377万7400円、ハイブリッド車が318万2300円から414万9200円です。
そんなノアにはさまざまなカスタムパーツが用意されており、なかでも、トヨタのモータースポーツ部門「GR」ブランドから、走りの質を高めるアイテムが設定されています。
車両全体の印象を大きく左右する足元には、「GR18インチアルミホイール&タイヤセット」が用意されました。
デザインは、ブラックマイカ塗装のシャープな2種類のツインスポークを組み合わせたもので、スポーク表面にはスリット加工が施されています。立体的な造形が躍動感を感じさせ、走りへの期待感を高めるスポーティかつアグレッシブなスタイリングを創出します。
さらに、見た目だけでなく走りそのものを深化させる機能パーツも充実しており、「GRスポーツサイドバイザー」は、バイザーに設けられた「エアロスタビライジングフィン」が走行中の空気の流れを巧みに整えることで、車体を路面に安定させる力を生み出します。
これにより、高速走行時の安定性やレーンチェンジ時のステアリング応答性が向上し、ドライバーはより安心して運転に集中できます。
また、「GRドアスタビライザー&GRブレースセット」はボディ剛性を高めるためのパーツで、ドアのストライカー部分の隙間を埋める「ドアスタビライザー」と、ボディを補強する「ブレース」を装着することで、ステアリング操作に対する車体のわずかなねじれを抑制。リニアで一体感のあるハンドリングフィールを実現します。
また、実用性とドレスアップを兼ね備えたアイテムも設定。
ドア開閉時の爪などによるひっかき傷を防ぎながら、カーボン調のデザインがサイドビューにスポーティなアクセントを加える「GRドアハンドルプロテクター」や、本物のカーボンを使用した「GRカーボンナンバーフレーム」は、フロントとリアのスタイリングを精悍に引き締め、カスタマイズの完成度を高めます。