「これは泣ける」「最高かよ」 空港の窓から外を見ると……神戸空港の“まさかのメッセージ”が1300万表示 「なんて粋な計らい!」 投稿者に話を聞いた
やぎ氏さんの投稿が大きな話題となったのは、2025年8月。この夏は第107回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)で沖縄尚学高校が初優勝を飾り、連日ニュースやSNSを騒がせました。沖縄県民であるやぎ氏さんは、同校を応援するため兵庫県の阪神甲子園球場まで足を運んだそうです。 優勝を勝ち取った決勝戦が終わり、やぎ氏さんが神戸空港から沖縄行きの飛行機に搭乗しようとしたところ、滑走路にいるスタッフが地面に水で何か文字を書いているのが目に入ります。搭乗口の窓からはっきり読めるほど大きく書かれていたのは……なんと、「おめでと〜 祝日本一 またや〜さい」という優勝を祝うメッセージだったのです! 文字の横には野球ボールや手のイラストも添えてあり、沖縄へ帰る選手や関係者、応援に来た人がこれを見たらさらにうれしくなりそうですね。沖縄の方言で「またね」を意味する「またやーさい」という言葉をチョイスするなど、自然に方言を織り交ぜるセンスもステキです。
「神戸空港からのメッセージ」と泣き顔の絵文字を添えて公開したこの画像は、約27万件の“いいね”を獲得し1300万回以上表示されるほど話題に。空港スタッフのあたたかい心遣いに、「なんて粋な計らい!」「これは泣ける」「最高かよ」「ちゃんと『や〜さい』って沖縄弁で書いてくれてるところも素晴らしいですね」「ステキ やはりこの空港推せる」といった感動の声が多数寄せられました。 ねとらぼ編集部では、メッセージを発見したときの状況や投稿がバズった際の心境についてやぎ氏さんに話を聞きました。
——あらためて当時の状況について教えてください やぎ氏さん: この写真は8月23日土曜日(編集部注:初優勝を決めた決勝戦の日)の18時すぎ、スカイマーク597便へ搭乗する際に撮影しました。 飛行機へ搭乗するためにボーディングブリッジを歩いていると、何人か足を止めて撮影している人が見えたので、外に目線を移すと屋外で作業をしているスタッフさんが文字を書いていました。 過去にも目にしたことがあった光景でしたが、沖縄尚学の夏の甲子園優勝を祝福するメッセージだったため、すぐ写真を撮り自身のフォロワーに向けてポストしたつもりでした。 沖縄に到着してからスマホを見て、初めて反響が大きいことに気付きました。 ——メッセージを見つけたときにはどのように感じられましたか? やぎ氏さん: 私は沖縄尚学の応援のためにわざわざ沖縄から向かったので、当然帰りの道中も興奮冷めやらなかったのですが、空港スタッフさんの粋な計らい(その後の機内アナウンスも含め)を通じてあらためて人の優しさを感じ、終始感動しっぱなしでした。生涯忘れることのない最高の旅となりました。 ——該当投稿がバズったときの心境を教えてください。特に印象に残っているコメントは何かありますか? やぎ氏さん: 他に何人も写真を撮っており、私も軽い気持ちで投稿したので、飛行機を降りてポストを確認するまでこんなに反響があるとは思っておらず大変困惑しました(笑)。 印象に残っている特定のコメントはありませんが、どのコメントにも大きくうなずいてしまいましたね。 同時に、こんなに“神対応”をしてくれるなら、今後も神戸空港をひいきに利用したいと思いました。 画像提供:やぎ氏(@hiiiiii_jaaaaa)さん
やまもとゆか