ビックカメラが「Switch 2」の店頭販売を実施 「うぉー」「売られていた」「買えた」など、購入者は興奮状態に

 「うぉー」「売られていた」「買えた」──そんなポストがX(旧Twitter)で注目を集めている。 【画像】Switch 2を販売する実店舗  一体何事かというと、ビックカメラ渋谷東口店がX(旧Twitter)で告知した「Nintendo Switch 2」の販売方法が話題の発端となっており、購入できた人がXで強い感情の高まりを表す叫び声や雄たけびを表現しているようだ。  同店舗によると、Switch 2の店頭販売は実施しているものの、「誰にでも販売する」というわけではないという。  Switch 2は、「人気商品であること」から、「ビックカメラ提携のクレジットカード」を所有している人が購入できる。加えて、本人確認書による本人確認の実施が必要で、過去にビックカメラでSwitch 2の購入が無いことも、購入条件となっている。  ビックカメラでは、販売できる台数は「1人1台限り」と案内しており、これも転売ヤーによる買い占めを防ぐルールの1つとなっているようだ。

 都内の一部店舗に問い合わせたところ、Switch 2の販売情報は基本的にSNSやWebサイトでは開示されていないという。つまり、どの店舗でいつ、どのような条件で販売されるかといった詳細は、基本的にインターネット上では発信されていないようだ。  問い合わせに応じた店舗によると、Switch 2の販売には以下の5つの条件が設けられているという。 1. 本カード(仮カードではない)を所有していること 2. 本人確認書類の提示および対面での確認を実施すること 3. クレジットカードでの決済を実施すること 4. 過去にSwitch 2の購入履歴がないこと 5. 購入できる台数が1人1台限りである点を了承できること 本人確認書類について  条件の1つに挙げられている本人確認書類としては、顔写真付きの運転免許証やマイナンバーカードが指定されている。顔写真のない身分証明書を店頭で提示する場合は、「補助書類」も必要になる。例えば、健康保険証の場合は、健康保険証と住民票の2点が必要になる。 仮カードでの購入不可について  細かいことだが、「仮カードの存在」にも注意すべきだ。  ビックカメラが運営するメディア「ビックウェーブ(BIC WAVE)」では、ビックカメラSuicaカードのメリットとして「仮カード発行サービス」が紹介されている。しかし、ビックカメラSuicaカードは当日中に店頭で発行申請手続きを行っても、本カードはその場ですぐには発行されない。  ビックカメラの一部店舗によると、仮カードを所有している人にはSwitch 2の販売は行わないという。このため、Switch 2の購入希望者が当日販売情報を入手し、店舗へ向かってすぐにクレジットカードの発行申請手続きを行っても、その流れでSwitch 2をすぐに購入することはできない。

 Switch 2の早期入手を希望する人にとっては見逃せない朗報だが、いわば“ビックカメラ提携のクレカ”の所持が前提となる案件である点も見逃せない。審査などを理由にビックカメラ提携のクレカを所有していない人は購入できない。  Switch 2については、これまでにフリマアプリでの高額出品や、譲渡に関する不適切な行為が注目を集めるなど、さまざまな観点から注目されている。

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