ダイハツの斬新すぎる「軽商用バン」に反響あり!「N-VANに対抗できる!」「和製カングーって感じ」「個性的な配送業者にいいね」の声も! 全高1850mmの“超ノッポ”な「ひろびろ軽バン」ハイゼットキャディーに注目!

かつてダイハツには、「ハイゼットキャディー」というクルマが存在しました。一体どのような特徴や評判のモデルなのでしょうか。

ダイハツの斬新すぎる「軽商用バン」に反響あり!

 かつてダイハツが展開する軽貨物車シリーズ「ハイゼット」。

 このシリーズには現在、軽バンや軽トラックなどのモデルが存在しますが、過去には「軽スーパーハイトワゴン」タイプに属する珍しい軽商用モデルもありました。

「ハイゼットキャディー」と名付けられたこのクルマは、一体どのような特徴を持ち、どういった評価を受けるモデルなのでしょうか。

ダイハツの斬新すぎる「軽商用バン」に反響あり!

 ハイゼットキャディーが発売されたのは、2016年のこと。

 同じくダイハツの軽スーパーハイトワゴンである「ウェイク」をベースとし、同時に「ハイゼットカーゴ」の派生モデルでもある軽バンとして開発されました。

 ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1850mmと、ウェイク譲りの背の高い車体が特徴で、乗車定員は2人。

 このハイゼットキャディー誕生した背景としては、商用車に対して「室内の静かさ」、「足元の広さ」、「乗り心地の良さ」を求めるユーザーが増えてきたことが挙げられます。

 とくに当時は女性やシニアが商用車を利用することが増えていた時期で、荷物の積載量よりも、使いやすさや働きやすさを重視したモデルに需要があったのです。

 そのため、最大積載量は150kgと、ほかの商用車に比べてやや少なめに抑えつつ、基となったウェイクの特徴である「快適な乗り心地」は健在。

 普段からスーパーハイトタイプの軽自動車に乗っていれば、同じ感覚で運転や乗り降りができるのが魅力的なポイントでした。

 パワーユニットには、658cc直列3気筒DOHCエンジンと658cc直列3気筒DOHCターボエンジンの2種類を設定。

 これにトランスミッションにCVTと組み合わせ、前者は最高出力52馬力・最大トルク60Nmを、後者は最高出力64馬力・最大トルク92Nmを発揮します。

 発売当初は月販1000台を計画していたハイゼットキャディーですが、発売後は残念ながらダイハツの思惑通りには数が出ず、発売からわずか約5年後の2021年には生産終了を迎えます。

 車両価格(消費税込)は当時、114万円から154万円で販売されていました。

※ ※ ※

 このような特徴や歴史を持つハイゼットキャディーについて、現在SNSなどでは、

「和製『カングー』って感じで好き」

「新車で買って乗り続けてる。台風の中で高速道路や峠を走っても不安定さが無くて良いよ」

「今さらながら欲しくなって中古で探してる」

「意外と街中で走ってるの見ると。思った以上に売れてたんだなと思う」

「マイナーなクルマだけど、他の人と同じクルマに乗りたくない個性的な配送業者に最適!」

 といった声が見られ、デザインや使い勝手の良さ、走行性能の高さが再評価されつつある様子を感じます。

 またそのほかにも、

「ホンダが『N-BOX』ベースの商用バン『N-VAN』出して売れてるの見ると、今ならハイゼットキャディーも売れていた気がする」

「ダイハツさん、助手席までフルフラットになるように改良して、ハイゼットキャディーを再販しませんか?」

 とのコメントも上がっており、同じく軽スーパーハイトワゴンをベースとするN-VANへの有力な対抗馬として、ハイゼットキャディーの復活を望むダイハツファンも少なくないようです。

 約5年の短い期間で役目を終えたハイゼットキャディーですが、これらの反響を見ると、生産は終了したものの数値に表れない魅力を備えており、ユーザーには長く愛されている様子が伝わってきます。

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