判決に遺族「娘への罪こんなに軽いものなのか」 旭川17歳殺害
北海道旭川市で2024年4月、留萌市の女子高生(当時17歳)が殺害された事件で、監禁と殺人、不同意わいせつ致死の罪に問われた旭川市の無職、内田梨瑚(りこ)被告(23)の裁判員裁判で、旭川地裁は22日、求刑通り懲役27年の判決を言い渡した。
判決を受け、女子高生の両親は弁護士を通じて次の通りコメントを発表した。
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残忍で想像を絶するほどの苦痛を受けて命を失った娘への罪が、こんなに軽いものなのかと思っています。
私たち家族からすれば、(スマートフォン決済の)PayPay(ペイペイ)の残高を約10万円も使われて殺されているので、強盗殺人罪が適用されてもおかしくないと思っています。
Advertisement娘は17歳で人生も夢も奪われましたが、内田被告は法律に守られて、刑務所での最長でもたった27年間の生活を終えた後は出所して自由な生活を送り、新しい人生を送ることができるのです。
亡くなった娘にどのように報告すればよいのか考えると、親として情けない気持ちになります。
事件から約2年がたちましたが、私たち家族は今もなお、つらく悲しい日々を送り続けています。そして、これからもこの悲しみが癒えることはありません。
しかし、法治国家では私たち家族が、内田被告に同じ苦しみを与えることはできないのです。
だからこそ、裁判所には自分の家族が同じ目に遭ったらという視点で、被害者遺族の気持ちをも反映した適正な刑罰を与えてほしいと願っています。
日本の法律では、内田被告の有期刑の上限は懲役27年で、それより重いのは無期懲役刑とのことです。
私たち家族は当然、無期懲役刑以上の刑を科せられるべきだと考えていますが、仮に、無期懲役刑が刑の均衡等から科せられないとしても、有期刑の上限と無期懲役刑との差が大きすぎます。
特に今回のような殺人罪については、適正な刑を科すため、有期刑の上限を上げる法改正を検討していただくことを要望します。
今後、娘のような被害に遭う人、私たち家族のような思いをする人を生じさせる犯罪がなくなることを強く願っています。
これまで懸命に捜索に携わってくださった警察官の皆様、真剣に議論を尽くしサポートしてくださった担当検察官、弁護士の先生、真実を伝えようとしてくださる記者の皆様、そして、我がことのように心を痛め、温かいお悔やみの言葉やお花を寄せてくださった皆様には、この場をお借りして、心より深く感謝申し上げます。