元Uber自動運転部門リーダー「テスラをクラッシュさせたことで自動運転システムの大きなリスクがわかった」(海外)(BUSINESS INSIDER JAPAN)

ウーバーの自動運転部門の元リーダー、ラフィ・クリコリアンはAIに関して警鐘を鳴らしている。彼は2025年、自身のテスラ車を完全自動運転モードで運転している際、事故に遭い「完全に壊れた」とThe Atlanticの記事で書いている。彼はAIに運転を任せるリスクをわかっていたが、テクノロジーが大変優れていたので信頼してしまったと述べた。 ウーバー(Uber)の自動運転プログラムの元リーダーは、テスラ(Tesla)の事故からAIへの過信について学んだと話している。 【全画像をみる】元Uber自動運転部門リーダー「テスラをクラッシュさせたことで自動運転システムの大きなリスクがわかった」 ラフィ・クリコリアン(Raffi Krikorian)は先日公開されたThe Atlanticの記事で、2025年にテスラのモデルXで完全自動運転モード中に壁に衝突し「全損」になったと述べた。 「何かおかしいと思った。ハンドルが片側にガクッと動き、次に反対方向に動き、車は予想外の減速をした。私はハンドルを切って運転を引き継いだ」と、現在はMozillaのCTOを務めるクリコリアンは書いている。 「システムが何を行ったのか、なぜそうなったのかはっきりとわからない。わかるのは、その数秒間で壁に向かって進み、激突したことだ」と彼はつけ加えた。 クリコリアンは脳震盪を起こしたが、それ以外に負傷者はいなかったと述べた。事故は、彼が息子をサンフランシスコのボーイスカウトの集会に送り届ける途中で発生した。テスラにコメントを求めたが回答はなかった。 2015年から2017年の間、Uberの自動運転部門を指揮し、そのテストも監督してきたテック界幹部のクリコリアンは、この事故はAI搭載運転技術に関して不安を抱かせる教訓をを得たと話した。それは、システムが完璧に近いほど、油断してしまうということだ。 「一瞬の間で、乗客からドライバーに切り替わるように求められた。瞬きするほど短い時間で、何か月もの間に染み付いたものを覆す必要があった」と彼は述べている。 テスラの完全自動運転(FSD)のような現代の運転支援システムは、ほぼあらゆる運転環境に対応できる。 だが、これらのAIシステムは完璧ではない。テスラや他の自動車メーカーはドライバーに対し、車両を監視し、もし問題が発生したら、すぐに運転を替われる準備をしておくよう求めている。 「完璧に機能する機械には監視は必要ない。だが、ほぼ完ぺきに動く機械の場合はどうだろうか。そこに危険が潜んでいる」とクリコリアンは述べた。

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