東京を走る自転車“トーキョーバイク”から電動カーゴが登場
荷物がなくても走るのが楽しそう。
多くの街乗り自転車にはカゴや荷台があるものですが、荷物が多すぎたりデカすぎたりで運べなかったという経験があるかと思います。
自転車には荷運びに特化した車体の、カーゴバイクという種類があります。これだと荷物をたくさん運べて超便利。欧州だといろいろあるイメージですが、日本では珍しいかな?
東京発のカーゴバイク
マウンテンバイクやロードバイクのように、東京を走ることを目的に作られたトーキョーバイクより、シンプルで小洒落た電動アシストカーゴバイク「TOKYOBIKE PORTER」が誕生しました。
小径自転車みたいですが、前輪が前に遠く、広めのフロントキャリアが特徴的。フレームの真ん中には36Vのバッテリーが搭載され、ecoモードで連続85km以上の距離を走ります。
昨日発表したトーキョーバイクの初の電動アシストカーゴバイク、TOKYOBIKE PORTERの予約受付を開始いたしました。また、本日9月26日(金)よりtokyobike 直営店(清澄白河、中目黒、吉祥寺、谷中)では、実車展示と試乗のご案内を開始します。https://t.co/fsUAKOXiGzpic.twitter.com/sh1Kcv67FL
— tokyobike (@tokyobike) September 26, 2025
3速ギアでスイスイ
前輪が離れていますが、ハンドルの動力が伝わるようフレーム下のアームで繋がっています。フロントキャリアは50Lのコンテナも積めるワイドさで、耐荷重は30kg。センターモーターは250Wで、電動アシストは手元のコントローラーで3段階に変速。eco/normal/boostを切り替えて走りましょう。
Image: TOKYOBIKE欧州のeカーゴ
これまで見てきた欧州の電動カーゴバイクには、たとえば荷台と合体&分離するレトロな三輪「Cyclauto」や、補助輪で安定走行できてミリ波レーダー、Bluetoothスピーカー、Wi-Fi接続も搭載したハイテク「TARRAN T1 Pro」、人間だって載せられる超大容量の3輪「LAMBRO」などなど、とにかくいろんなアイディアが具現化されています。
日本でもカーゴバイク需要はあると思うんですけど、ぜんぜん見かけませんよね。
キャリアには何を載せようか
「TOKYOBIKE PORTER」はシンプルでレトロっぽさもあり、荷運びをしなくてもカッコいいですよね。街で乗っていたら誰もが振り返りそうです。
What do you CARRY?「乗る」だけでなく、「運ぶ」ことを通じて、これまでになかった時間を創り出す新しい選択肢です。日常を持って行く、非日常を持って帰る。「運ぶ」が、毎日を楽しく変える。さあ、あなたは何を運ぶ?https://t.co/IxdIhJ9rBSpic.twitter.com/5Fj1xUfhQP
— tokyobike (@tokyobike) September 25, 2025
価格は29万7000円とチョイお高めですが、もしゲットしたら浅いフロントキャリアに載せるコンテナやカゴはどんなものがいいかな? 乗るのもいいけど、カゴを探すのも楽しそうです。