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公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、今般、ウォータープラザの水質について安全・安心を確認したことに加えて、機材の技術的な調整が完了したことから、2025 年7月11日(金)から、ウォータープラザで実施される水上ショー(昼の『水と空気のシンフォニー』および夜の『アオと夜の虹のパレード』)を再開し、毎日開催することといたします。
なお、『アオと夜の虹のパレード』のご予約に関する取り扱いについては、こちら(https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250710-06/)をご確認ください。
水上ショー休止の間、観覧を楽しみにされていたお客様に多大なご迷惑をおかけしたことを、深くお詫び申し上げます。今後も、お客様の安全・安心の確保に万全を期したうえで、お客様のご来場を心よりお待ちしております。
経緯
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会(以下、協会)では、ウォータープラザの海水から、迅速に評価を行うことのできる生菌PCR法を用いて検査を行った結果『レジオネラ症防止指針』の指針値以上のレジオネラ属菌が検出されたことに伴い、2025年6月4日の夜以降、ウォータープラザで実施される水上ショー(昼の『水と空気のシンフォニー』および夜の『アオと夜の虹のパレード』)を休止しておりました。これらの生菌PCR法を用いて指針値以上のレジオネラ属菌が検出結果を得た検体(海水)について、同時に、培養法による検査を行っていたところ、いずれにおいても検出限界以下であることを確認してお知らせしておりました。
(ご参考)2025年6月20日「お知らせ」ウォータープラザにおけるレジオネラ属菌の培養法検査結果について | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250620-04/
その後、協会は、水上ショーの再開に向け、機材の技術的な調整等を進めつつ、6月16日以降毎日採水し、培養法によるレジオネラ属菌の検査を実施していたところ、7月10日までに検査結果が得られる7月3日までの検体(海水)からは、自然界で検知されうる程度のレジオネラ属菌が検知されることはありましたが、『レジオネラ症防止指針』の指針値を超えるレジオネラ属菌が存在していないことが確認できました。また、協会は、専門家等と連携し、今後のウォータープラザの水質管理について検討を行ったところ、ウォータープラザとつながりの海の間に新たに設置したポンプにより、これまで行っていた海水循環を増強して行うとともに、定期的にウォータープラザの海水に塩素を投入することで消毒することとしました。塩素投入にあたっては、専門家の意見も聴きながら、消毒に必要最低限の量とし、協会は外海への影響がないことを確認しています。また、培養法による検査を継続的に実施し、レジオネラ属菌が『レジオネラ症防止指針』の指針値以上ではないことを確認することとしました。これまで協会が実施したレジオネラ属菌の培養法による検査結果及び今後の水質管理の方針については、大阪市保健所に共有しております。 今般、安全・安心を確認したことに加えて、機材の技術的な調整が完了したことから、7月11日から、ウォータープラザで実施される水上ショー(昼の『水と空気のシンフォニー』および夜の『アオと夜の虹のパレード』)を再開し、毎日開催することと致します。
水上ショー休止の間、観覧を楽しみにされていたお客様に多大なご迷惑をおかけしたことを、深くお詫び申し上げます。今後も、お客様の安全・安心の確保に万全を期したうえで、お客様のご来場を心よりお待ちしております。