FIFAからの移籍禁止制裁措置が解除! 甲府が報告「再発防止に努めて参ります」

甲府が通達解除を報告

 ヴァンフォーレ甲府は30日、国際サッカー連盟(FIFA)から移籍禁止制裁措置を解除する通達があったと発表した。  クラブは公式サイトで「国際サッカー連盟(FIFA)からの通達解除について」と題した声明を出し、「本件につきましては、FIFAからの通達により、選手移籍に関する制裁が課せられたものでありましたが、2025年9月30日付けにて、トンベンセFC側が移籍禁止制裁措置の解除に同意致しました」と報告。「上記を受けて、FIFAからヴァンフォーレ甲府に課した移籍禁止制裁措置を解除する旨の通達がありましたので、ご報告をさせて頂きます」と伝えた。  続けて「ヴァンフォーレ甲府に関わる皆様方に対して、多大なるご心配とご迷惑をおかけ致しましたこと、更には、Jリーグに関係する方々にもクラブを代表してお詫びを申し上げます」と謝罪。「クラブと致しましては、今回の事案発生等を大いに反省しなければならないと思っております。今後は、クラブ内におけるガバナンス体制を再構築して、再発防止に努めて参ります」と表明した。

 甲府が26日に発した声明によると、2022年8月1日から2023年12月31日までトンベンセから期限付き移籍していたFWジェトゥリオの移籍金の支払いに関し、クラブ間で齟齬が生じていたという。代理人を通じて交渉を重ねながら双方合意には至らず、FIFAからの移籍禁止制裁措置の通達につながったが、公表から4日での早期解決となった。

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